エロゲ感想 | IWGB
FC2ブログ

前に自分で言ったことをナゼ忘れたのか

2019.06.18.Tue.13:51
「Eスクールライフ」終わりましたー。

なんていうか、平坦まったりな日常に
ヒロインと少しずつ距離を詰めてくという描写。
かつてのHOOKが帰ってきたなぁ、と言う感じでした。

ただ、以前までのHOOKだと共通も長ければ
各個別もやたら長かったのですが、
今作はヒロインが大量7人もいるだけに各個別は短め。

これまでと中身に変わりはないと思うのですが
各個別は短くなった分、
そっからはメリハリが付いたように見えますね。

ヒロイン7人とも、「お、カワイイ」と思わさせる瞬間はありますし
かつてのHOOKヒロインズと似たような設定・雰囲気のキャラも多いので
その辺が好きな人は結構ハマれると思います。

思いますが。

ただでさえ平坦なのに「どっかで見たなぁ」的な展開も多く
かつてのヒロインはまかこさんやらっこさんのキャラだから
受け入れられたワケで・・・
と感じてしまうワタシのようなタイプはちとしんどいだろうなぁと。

その中で瑛美と望愛はシナリオでも絵でも
(かつてのヒロインズとは関係なく)
彼女達らしい可愛さをかなり発揮してたと思います。

全員がこのレベルだったらヒロイン4人で例え各個別の尺が短めでも
十分に満足できたと思うんですけどね。

絵の方では。
キャラ7人描き分けできてて立ち絵の服装も種類が多いですし
見た目に結構楽しめるのですが。

前にも同じコト言いましたが、
SMEEと似たような絵柄の割りには塗りが数段落ちる印象で。
ちょいちょい「お」と思わせる攻めた構図もあるので
SMEEの肌色の塗りを真似るだけでエロさは格段に上がるのになぁ、
と勿体なく思ったり。

あと、今回から導入された仕様2つはちと滑ってた印象。
「STAND TALK+」はいつもの学園内MAPからヒロイン選択をする前に
モブキャラと立ち話をして各ヒロインの情報を仕入れてから
当該ヒロインを選択すると、展開が少し変わる、という仕様。

これ、ホントに面白いと思ったんですかねぇ?
ワタシ的には、面倒な手間が増えただけ、でした。
まぁ今までHOOK本家のモブは酷いの一語でしたから
そこがいくらかマトモになったなぁ、とは思いましたが。

また、Hシーンで半裸か全裸か選べる、という仕様ですが
これは可能性を感じましたが、今作ではちと中途半端だった印象。

全裸を選ぶと、立ち絵では全着衣なのに
イベントCGに切り替わった途端、差分もなしでいきなりまっぱ。
ある意味イリュージョンな瞬間全脱衣w

全Hシーンでこの仕様はどうなのよ。
青姦や放課後教室でのHシーンで
いきなり全裸ってのはだいぶ違和感ありましたw

半裸選択にしても差分はほとんどなくて。
全裸or半裸でテキストになんら変わりはないので
むしろCGの差分が少なくなっただけでは?
という印象もあり。

全裸の場合でも、一旦は半裸で
そこから半裸のままor全裸にするかの選択をさせるとか
中or外の選択同様、コンフィグ設定で固定できるようにすれば
まだ少しは印象が違ったと思うのですが。

更にこれでテキストを少しでも変化を付ければ
かなり化けそうなポテンシャルを感じる試みだったと思いますので
今後はここをもう少し工夫してみてほしいですね。

ということで採点表↓
e-school.jpg
前作「アイテ」の感想で次作はもう買う気ない、
とか言ってて、今回もつい買ってしまったのは
偏に猫村さんと白雪さんが出演されてたからですが・・・

なんていうか、お二方も違うキャラのほうが合ってたような?

これで瑛美と望愛がいなければ
絵・キャラとも評価は5になってたと思います。
そうなると満足度は50を切ってたかなぁ。
やっぱり次作はねーなぁ、と思っちゃいるのですがw

試みは買いますが、ペース配分が

2019.06.16.Sun.01:14
「トメフレ」終わりました-。

この作品、ヒロイン5人いますが個別が存在しません。
最初から最後までずっと共通。選択肢もなし。
あえて言うならハーレム√オンリー。

エッチなしの泊めるだけの関係「トメフレ」という設定を軸に
定石破りのシナリオしてますが、
何気にボリュームはかなりあります。
多分、ヒロイン5人の個別を用意したのと変わらないくらいには。

その中でいかにしてハーレムが形成されていくか、
陰キャの主人公にどうやってヒロイン達が惚れていくか、
そこらの描写は割と説得力ありましたね。
家出娘の特徴を捉えて上手いこと描いてる部分も多々あったと思います。

ただ。

「エッチなし」の設定を終盤まで引っ張るもんだから
初Hはほとんど終盤w
そこからラストまで怒濤の勢いでハーレムHを繰り広げるワケですが、
なにせヒロイン5人分のボリュームでひたすら共通を繰り広げ
延々と10時間以上日常生活を描き続け、やっとヤッたのがラスト60分から。

まぁぶっちゃけダレますよね、そりゃ。

そのためか、合間合間のイベントCGで意味も無くポロリさせてますが
テキスト上では別に脱いでない扱いなので、なんとも微妙。
意味の無いパンチラはマンガやアニメでも多々ありますが、
それがおっぱいぽろりだと唐突感というか後付け感パネェな、という感じ。

序盤だけは相当に苦しかったのですが、それを乗り越えてから中盤までは
割とサクサク読めてたんですよね。
中盤で水着での混浴から、みんなおっぱい出す、ってエピソードを投下して
一気に場をあっためて来たなぁ、と思ったらまた一気にトーンダウン。

この辺から正直しんどくなりました。

や、単なるヤリサーじゃなくて、
アホなテキストの中でも家出娘のナイーヴな機微を描く、
という意図は察しますけども。
とはいえ純愛モノではなく設定的にもキャラデザ的にも抜きゲ志向で
ここまでエッチを引っ張る意味はあったのだろうか、と。

これなら個別はなくとも、同じハーレムでもいくつかの分岐を用意して
展開を変えてくれるとかもうちょいメリハリ付けてくれてれば
印象は大幅に変わった気がします。

絵の方では。
パッと見からわかってましたが、ここまで乳盛る必要あったのかとw
妹一人を除いてみんなメートル超えw
その妹以外みんな乳輪までだらしないレベルでデカく
まぁ正直そこはワタシの性癖からはだいぶズレてたんですが。

ただ、乳以外の造型は割と好みだったんですよねぇ。
一人だけやや小さめな椎菜は普通というかレベル高く見えたので
みんながこのレベルのおっぱいで収まってくれてれば
絵の評価は爆上がりしてましたね。
ツリ目4人にタレ目の愛美というバランスも良かったですし。

音の方では。
ブランドが違うとは言え、同じCandySoft系列の
らぶこみゅ」とキャスト陣がほぼ同じなんですよね。
ちなみに事務所も皆さん同じところw
ただ、今作ではあえて違う事務所の人気声優:飴ちゃんを入れたのと
大島はるなさんをあえて「エロティック大島」として
OP曲のクレジットしてるところが「お」と思ったとこw

採点表はこんな感じ↓
tomefrie.jpg
乳のサイズが椎菜レベルで収まってれば絵は8、
それに伴ってキャラ評価も8まで行った気がします。
これにシナリオのボリュームに変わりなくても、
途中で分岐を入れていれば6以上どころか
7・8まで見えたと思うので、
これを全部勘案すれば80後半以上はイケたと思うんですよね。
ポテンシャルは感じましたが、だいぶ勿体ないなぁ、という印象。

個人的にはラスト√より

2019.06.14.Fri.00:58
「タマユラミライ」終わりました-。

茉宮祈芹さん・あめとゆきさんという超強力な原画陣が
購入動機の100%だったワケですが。

や、想像以上に凄かったっす。

もともとパツキンに弱いここ数年のワタシではございますが。
みだりさんの破壊力はワタシ的に凄まじかったですね。

茉宮さんはサガプラ時代に
ほぼパツキンばかり描かれてきたと思うんですが
ちょっとみだりさんはその辺とは比較にならないくらい
完全にやられたというかほぼ一目惚れだったというか。

キレイとカワイイが高い次元で両立してる感じと言いますか
特に立ち絵のレベルがヤバかったですね。
日傘とかの小物も効いていたか、
楚々とした空気感まで描かれていたように感じました。

これに茉宮さんには珍しい黒髪ツリ目の由岐奈に
いかにもあめとゆきさんだなぁっていう、ロリ巨乳な白姉ちゃん、
この2人はシナリオの配置的にもキャラデザ的にも上手いなぁと。

サブ2人のヴィジュアルのほうが目を惹くのに
あえて花子さんをヒロインに据えていたのも興味を惹いたところ。

まぁここまでヒロインのレベルが高ければ正直シナリオは二の次で良い、
という開き直りというか覚悟はできていたのですが。
それでも企画・メインライターが籐太氏、ってのは
やっぱりそれなり不安はありまして。

何度か言ってますけど、籐太さんも瀬尾さんも
自分が企画までやった作品だと
脈略なく説教臭いか無駄に死臭がキツくなるかのどちらか、
ってイメージがあるんですよね、自分。

ただ。
今回はタイトルを見ればまぁ霊的なモノが主題になるので
どうあっても「生死」が絡むお話にはなるよなぁ、
というところで前もって心づもりが出来てたこと、
それと個別によってその辺がまるでない個別があったことで
覚悟してたよりは全然その要素は薄かった感じでした。

特にみだりさん√はかなり心に残りましたね。
元々第一印象から完全にヤラレてるヒロインではありましたが
お話的にも凄くキレイにまとめられてまして。

彼女の悩みやコンプレックス、それの解消の仕方を
「幸せ」「家族」という根源的なテーマに乗せて
全部描ききってたなぁと。

や、この√で独立してたこともあるでしょうが
正直この個別が一番完成度高かったと思います。
ここだけならシナリオも絵もキャラも評価10を付けたいところ。

反面。
ラスト縛りのある個別と、それに設定的につながっている某個別は
ちょっとあれこれヒネりすぎた印象ですね。

「悩み」を持ってこその魔法使い、という描写は理解しましたけど
そこに持ってくまでを無駄にわかりにくくした印象がありまして。

ラスト√の締め方もナットクできるものでしたし
当初覚悟してたところより、全然良かったとは思うんですけどね。
ちょっとみだりさん√が良すぎたのかもw

そんなところで採点表↓
tamayuramirai.jpg
終わってみるともはや殿堂入りのみだりさんは別枠として、
由岐奈や白姉ちゃんより花子さんの良さがじわじわ来てた感じw

それにしても今年はFlouriteの2作品といい
今回のAzuriteといい、DMM傘下ブランドのエロゲが
軒並み90点以上取ってるところに軽く戦慄ですわ。
「あく○で、こ○は~」で地雷踏んだと思ったら
しっかり立て直してますよね。

NTRとか関係なく一番期待してたところが

2019.06.02.Sun.02:46
「初めての彼女」全終了しました。

主人公は大学生になっても、中学の時の初恋をこじらせて
まともに話したことすら数回しかない相手を未だ忘れられずにいる。
バイト先の店長に言われて知った風俗。
ふと興味を覚えて店長オススメの高級店のHPを見ると
目は隠しているモノの、初恋のあの人に似てる人が居る。
たまらず店に直行してそのコを指名したら・・・本人でしたー。

という冒頭w
ヒロインはその初恋の相手で風俗嬢の1人だけ。
これでフルプライスのボリューム備えてるのがまず凄いw

そしてヒロインの設定上、当然のことながらNTR要素がかなり強め。
というかほぼそれ。

まず一本道のシナリオをクリアしたら、
今度はヒロイン視点。
それをクリアするとまた別の分岐、という流れで話が進むのですが
この仕様自体がなかなか練られてますね。

どうしてヒロインが風俗嬢になったのか
どういう過程で行き違いが生まれたのか
まぁとにかく描写が丁寧です。

日常から遠く離れてしまったヒロインと
なんとかつなぎとめている主人公。
そこからどうあがいても沼にハマってしまった感が
上手く描かれてると思います。

ヒロイン1人でフルプライスの価格設定もナットクではありましたね。
ただまぁ、ここまで丁寧に描かれると、どこか純文学的と言いますか。

必死に生きる底辺の美少女がどう汚れていくか
それを淡々と書いた小説が出たら同じようになるだろうなぁと。

芥川賞が純文学で直木賞が大衆文学で、
読んで面白いのは大概直木賞作品のほう、
ってのはよく知られた定説だと思うんですけど、
まぁ、つまり文学的ではあると思いますし
完成度も高いと思うんですけど
それを面白いと思えるかはまったく別問題といいますかw

で、NTRも含めてこのテの作品をワタシが買うことも珍しいのですが
それを買ってみた理由は「絵に惹かれた」って事に尽きます。
なのでシナリオはまぁこれでも良いといいますか
どうでも良いと言いますか。

このテの純文学作品が映画化されたら、
中身にまったく興味は無くても風俗嬢役の女優次第で
見るか見ないか決まるのと同じというかw

実際やってみると、立ち絵はほんと期待通りでした。
これは可愛いなぁと。

しかしイベントCGになると「あるぇ?」と。
時々かなり破壊力のある絵もあるのですが、
そもそも顔が立ち絵と同一人物に見えなくなる絵の方が多い感じで。

ヒロインを一回イメチェンさせて一人だけ何度もHさせる、
というマンネリも解消はしてるんですけど
期待値からはだいぶ離れてた印象でした。

ということでこんな採点に↓
soap.jpg
イベントCGが立ち絵と同じクオリティにあれば
たぶん満足度は80後半まで突き抜けたと思います。

ストーリーはオマケ、「青」を感じろ、って感じ?

2019.05.30.Thu.23:17
「青い空のカミュ」終わりました。

ミドルプライスの作品ですが、4~5時間あれば終わる感じで
ボリューム的にはロープラ作品同等になるんですかね。

ただ、音のクオリティが圧倒的なのと、
雰囲気・世界観の描写が秀逸で
差額3000円くらいはナットクできちゃうデキだったなと。

タイトルとは真逆に冒頭からいきなり脱出系のホラーが始まって
逃げ切れないとバッドエンドで
ヒロイン2人が陵辱されちゃうという流れ。

ロリ絵で陵辱、というブランドお約束の流れですが
時折挿入される「マヨヒガ」の世界観が
これまでにないオリジナリティを感じました。

突き抜けた青と白に染まった世界、そこでのBGMも物凄く印象的で。
暗い世界との対比で青の映え方が半端ないですし。
どこまでも広がりながら、どこまでも孤独で
とてもキレイなのにどこか寂しくブキミ、っていう
空気感がこれでもかと伝わって来る感じがしました。

で、そこからヒロイン2人が実は読書家ってところから
だんだんテイストが変わってきますね。

そしてここをスルーするか多少は意味ありと見るかで
エンディングの評価が真っ二つになるのかなぁと。

タイトルの「カミュ」はフランスの小説家アルベール・カミュのことで
彼の「不条理」の思想を基にしたシナリオなんだろうな、ってこと。
そしてカミュと敵対していた哲学者サルトルの
「不条理」の言葉も複数回引用してて
要はカミュやらサルトルは知らなくても
「不条理」がこの作品のキーワードなんだろうな、
と心構えしてないとあの締め方は「は?」って感じになるのかなぁと。

OP曲のタイトル「完璧な世界」と彼女のラスト近くのセリフ。
そして例の青い世界観。
これらを材料に考えると、なんとなく浮かんで来る物がありますね。

なんていうか、ワタシ的には完璧というよりは潔癖に見えましたが
「不条理」の中で精一杯やりきってキレイなままなほうと
そうは思えずに青に溶けたほう、って事かなと。
まぁ作品やってないと何言ってんのか自体が意味不明だと思いますけどw

ホラーな陵辱ゲーにあえて哲学をブッ込んだ作品で、
わかったようなわからんようなテキストをこれでもかと繰り広げて
あれこれ難しく考えればいくらでも考えられると思いますけど、
この作品、単純に記事タイトル通り「青」さを感じること自体を楽しむものかなぁ、
という印象。

榊原さん、蒼衣さん、成瀬さんのお三方の演技は鉄板。
OP曲の榊原さんはもちろん、挿入歌・ED曲の霜月さんも半端なく。
そして先述のとおり、BGMも印象的で。
どこまでも突き抜けた青さを感じられたら元は取れるかな、と。

そんなところで採点表↓
kamyu.jpg
既存のカテゴリで評価するとすっげぇ採点が難しいんですがw
世界観とか雰囲気という項目があればもう満点です。
非日常を楽しむには最適な作品ですね。