エロゲ感想 | IWGB
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今回限りの試みなら全然あり

2020.03.14.Sat.23:53
「ハレキン」終わりましたー。

全ルートハーレムというかなり変わった仕様でしたが
設定と世界観で「ハーレム」に必然性を持たせ、
各ルートでメインとなるヒロインを設けて
そのヒロインでラストを締める、という流れは
思ってた以上にまとまり感あって
当初想像してたより良い方向に裏切られましたね。

これの良いところは、そのルートのメインヒロインでなくても
そのルートのノリに合わせたエピソードにより
他のルートとは違う一面を引き出しつつ、そのルートでハッピーエンドになれる、
ってところ。普通なら他のルートでどんだけ輝いても
ハッピーエンドになれるのは自分のルートだけですからね。
全ハーレムならではの描写だと思いました。

各ヒロインの萌えどころ、ギャップ、ノリの良さ、
といった描写はもう鉄板のSMEEクオリティ。
全ルートハーレムで、どのルートでも
ヒロインみんながそれぞれ良さをアピールしてきますから
SMEEのストロングポイントを
効果的に発揮できる仕様だったようにも思います。

その分というか、各個別はちょっと短めだったように思います。
まぁみんなでワイワイを計5ルートもやるワケですから
これで正解だと思うのですが。

そして、このお祭り騒ぎの中で、
光とマルー姉さんそれぞれの主人公との絆の深さの描写もあって、
お話に深みを与えていたように思います。

ということで、(今回限りなら)全ハーレムも悪くない、
ってか結構楽しめたと思います。

今回限り、って強く思ったのは、
その光とマルー姉さんの件を見た時ですね。
「や、この展開ならもうそのヒロイン1人を愛すべきじゃね?」
と思ってしまうなあと。

もうコンセプトからひっくり返すような持論になってしまうのですが。
マルチエンディングで全ハッピーエンドの場合、
「選ばれなかったヒロインが可哀想」ってのはナンセンスに感じるんですよね。
それは選びたくても選べないサブヒロインに言ってくれ、って話で。

だってプレイヤー側の意志でいつでもそのコを選べるんですもん。
個別のデキが酷いから、他のライターでやり直してくれ、
ってのはワタシもよく思うことがありますが、それはまた別問題でw

アニメや小説など一本道のお話なら、普通主人公とハッピーエンドになるのは
メインヒロイン1人なワケですが、ADVはいろんな展開ができるワケですよ。

その中にハッピーエンドがあるのであれば、
他のルートで可哀想ってのはADVの自己否定に見えちゃうんですよねぇ。
なら全員ハッピーエンドのアニメでも作っとけ、って。

この「ハレキン」はハーレムを5ルート作って
それぞれのルートでみんなの良いとこ引き出してたところに
「おお!」と感心させられましたが、
これも次やられたら「や、もういいっす」って思ってしまいそうです。

あとは中の人の熱演っぷりが凄かったですね。
全ルートで各ヒロインに見せ場があるワケですから
いろんなテンションでいろんなセリフ演技して
そこももう本っ当に楽しませて貰えました。

「ハーレム」は悪いことじゃないっていう世界観の構築と
これは確かにみんな好きになってしまう、というヒロインの魅力で
この作品は成り立っていると思うのですが、
後者はかなりの部分、中の人の力があったと思います。

絵の方は、前作・前々作と印象は変わらないのですが、
なにせ3Pは当たり前、6Pも複数あるよ!
って作品でしたので、たぶんお仕事量は半端なかったと思います。
ホントお疲れ様でしたw

harekin.jpg

ここ3作の点数でいうと
90「Sugar*Style」>89「Making Lovers」=89「ハレキン」
なんですが。

散々言ってる通り、ワタシの採点基準は年々甘くなっているので
今の基準でソートしなおすと
「Making Lovers」>「Sugar*Style」>「ハレキン」になると思います(ノ∀`)
「Making」で93点、「Suger」で91点って感じ?

麗しいというより微笑ましい感

2020.03.11.Wed.18:28
「推しラブ」終わりました-。

百合モノということでどんなゆりゆりしい
いちゃラブになるのかと思ったら・・・

Wヒロインの片割れ:あくるはノーマルで、
かなり重度の社会人オタクってのが上手いところですねw

猫村さんがあくるを演じられているのですが
冒頭から推しキャラのSRゲットのために
家賃2ヶ月分のガチャを回してる場面とか、
「あいミスラジオ」のパーソナリティやられてるだけあって
妙な説得力があった気がしますw

そこで出会ったギャルなレズっ娘:レンが
誤解からあくるに惚れてしまうっていう流れから
もうグイグイ引き込まれました。

二人の対照的なキャラデザ・属性にCVのハマリ具合、
そしてオタクならわかりみしかないあくるの言動の数々。
もうこの時点でガッチリ好みを押さえられてしまったと言いますかw

で、そこから始まる、見るからに陽キャな美少女レンが
二次元男性しか愛せないあくるをひたすら正攻法で押しまくる、
って流れも面白かったですね。

もうこのコは周囲から愛されまくるだろうなぁ、
ってくらい裏表なくストレートな言動をして甘え上手なレン相手でも
オタクの鑑とも言えるあくるはもう推しキャラしか見えてない、
というさじ加減が絶妙。
というかあくるのオタク活動がディープに語られてもホントわかりみしかないというw

そんなあくるがふとレンのことが気になりだして・・・
ようやく彼女×彼女の関係になりましたー、ってところで一旦終了。
長くもなく短くもない、丁度良い尺でここまで描ききってくれたかな、と。

で、そこから18禁パッチ使用で見られるアフターで
ようやくいちゃいちゃが開始されますが・・・
思ったより全然ソフトっすねw
あくるのキャラと、積極的なレンにしても
初めてのカノジョになりますからそれが自然と思いますがw

まぁ、あくまでここはオマケ要素でしたし
要は二人がくっつくまでのラブコメがメインってコトなんでしょう。

メインヴィジュアルのウェディングドレスが
そのままエンディングになるのかと思ってたので
本編中にそんな場面がなかったのが残念でしたが
全編通じて最後まで楽しめました。

絵の方はDSマイルさんの絵柄も、また水彩画のような塗りも
普通の男性向けエロゲではそうそう見ないデキだったように思います。
エロ目的だとちょっとクセがあるように思いますが
2人のキャラの萌えっぷりに映え方見ると
これはこれでアリだなぁという印象。

oshilove-r.jpg
セリフの端々まで作りこまれた感のあるあくるは
ホント、オタクならもう共感できまくるヒロインなんですが
それが刺さるようなユーザー相手にも問答無用で
「こりゃカワイイ」と思わせるレンも凄ぇなと思います。

続編等は難しいと思いますが、
やっぱりメインヴィジュアル通り、
ウェディングドレス着て
追いかけっこするような場面を見てみたいですね。

もうちょっと熟れてくれば大化けするかも

2020.03.10.Tue.23:59
「ラブデス」、全裸モード解放されたので
たぶん全部終わったと思います。

十数年後の世界。
神様の手違いで人生バッドエンドに終わった主人公が
神様の配慮で記憶を持ったまま過去に戻り、
以前は断った共学化したばかりの元名門女学園に入学する、
という冒頭。

そこから登場する各ヒロインも、主人公の未来の記憶の中では
いずれも悲惨なバッドエンドを迎えていて、
それらを回避すべく主人公が奮戦する・・・というお話。

もともと上半期のサプライズ大賞候補その2で
設定のユニークさをちゃんと描いて
お話に整合性が付いてればかなり高得点を狙える、
とか元日時点で言ってた気がする作品だったワケですが。

やってみたら、「あれ?」と思うところは数ヶ所ありましたが
整合性はだいぶ付いてた気がします。

ただ、もう冒頭からだいぶ説明的というか直接的すぎまして。
リアルな世界観に見えて、10数年後の世界がどれだけ狂ってて
そこに至るまでにどんなコがどんな悲惨な結末を迎えていたのか、
そんな設定部分をヒロインの1人である眞優梨との会話文だけで
延々5分以上語られるという冒頭。

もうちょいなんとかならんかったのかってくらい
無理矢理というか力尽くでしたね。
ただそこを乗り越えられれば、
あとは個別分岐後半分くらいまでは普通に楽しめると思います。

ヒロイン7人で個別4つという仕様ですが、
これは個別3つで3P体制に入るからですね。

で、その3個別、普通にヒロインとのいちゃいちゃもありますが
3Pへの導入の仕方が結構ヘヴィだったりするので
お気軽なハーレムを期待するとだいぶ深刻に裏切られますw

残る1つもいちゃいちゃはラストまでお預けなので
(その分他のヒロインのボーナスシーンでフォローしてますが)
案外その要素は薄かったなぁという印象。

その代わり、運命の分岐点となった大嵐の日の出来事や
主人公が権力を持った大人の男性相手に啖呵を切る場面なんかは
だいぶ作り込まれてたと思います。

1人だけ個別で3Pにならないメインヒロイン:アイ√では
ラスト縛りにしても良いくらいいろいろ設定がオープンにされるんですが、
それでもどこかはクローズドにされてて、
アイ√から始めても核心までは触れられない仕様なのが上手いな、と。

また、主人公を若輩者の一学生と見て
あれこれ口実と建前を振るう権力者相手に
人生やり直したが故の経験で
それらを喝破してく様はなかなか熱い展開だったと思います。

そこからラスボス戦は各ルートで多少変化付けてますが
展開は似ているので、製作側としても一番変えなきゃいけないのは
ラスボスではなくその下にいた大人の男性達だった、
という意図を感じましたね。

また、自分達が気にくわない相手にやたら声がデカく
それが世論と言わんばかりに攻め立てる人をのさばらせると
ホント碌なコトにならないぞー、
というメッセージ性もだいぶ強烈だったな、とw

冒頭部分とそれぞれ基本設定に関わるところのオープンの仕方が
もっと演出をしてもっと自然になれば
(自然に見せるには逆に演出が必要ってコトですね)
印象もだいぶ化けたと思います。

あと、整合性の部分で「あれ?」と思った最大のモノは
他ルートで詩那がラスボスを見た時の反応っすね。
彼女の√からすれば、あれはないなという。
その記憶を失くしてて彼女の√でソレを取り戻すという描写なら
まったく問題なかったと思うのですが。

絵の方は、立ち絵ではだいぶ可愛く見えたヒロインが
イベントCGになると「あっるぇ?」ってパターンが数回。
逆に「うっほーエロイ!」ってパターンもあって
上で安定すると軽く9越え、下で安定すると6くらいになりますかね。
ここら辺も上積みはありそうだなぁと。

あと普段は巨乳キャラより貧乳のほうに好みが多いワタシですが
今作では咲麗子と詩那の巨乳2人がやたら存在感ありましたね。
黒髪ロングでやたらナイスバディな咲麗子はもうエロさの象徴という感じw
それより巨乳な詩那のほうがむしろ可愛さ全開だった印象。
っていうかデレてきてから唯一マトモなキャラだったのが詩那のみ、って感じ?

lovedeath.jpg
シナリオも絵もワンランクはもちろん
ツーランク上も目指せるポテンシャルは感じました。
それぞれワンランク上がったら90前後、
ツーランク上がったら95前後でもう年間トップ候補だと思うので
次回作に期待したいところですね。

あと最後に余談ですが・・・
全シーン(全選択肢に全分岐)、全音楽を回収すると
全裸モードが解放されます。
これ攻略対象のヒロインのみ、立ち絵が裸になるっていう
よくあるオマケなんですが。

冒頭のシーンで10数年後の眞優梨が脱いでて
過去に戻って同じグラフィックしてる眞優梨の母
真由美さんは脱いでない、って仕様に「仕事が細けぇ」
って思ったんですが、
アイ√のラスト、なんで脱いでないんですかー。・゚・(ノ∀`)・゚・。
攻略対象ですよ、めっちゃ期待してたのにw

これはめっちゃ良いキャラゲー

2020.03.04.Wed.20:17
「はじカノ」終わりました-。

ヒロインは3人と少なめですが、その分1人1人が濃いですね。
ヒロインのラインナップもまず外さない王道パターン。

最近引っ越したばかりの主人公宅に
直前まで済んでいた年の近いJDに
数年間ロクに会ってなかった学園生の義妹、
美人原画家にして勤め先の上司。

その中の人にポサラさん、鈴谷さん、御苑生さんと
まぁ配置に関してはもうパーフェクトな印象w

紫作品でおなじみの月杜尋さんのキャラデザも
ワタシ的にはかなりツボに来てまして
プレイ前から期待値は高かったのですが・・・
やってみたらソレ以上でしたw

3人のいずれかと同棲するお話なのですが
同棲によって主人公・ヒロインそれぞれの幸せの感じ方や
ヒロインの萌えっぷりをとことん見せつけてきます。
絵と中の人も上記の通りですからこれはもう即堕ちますねw

ホント3人ともかなりの破壊力を持ってました。
主人公とやたら波長というかノリが合う舞衣と
年上で頼れるけど、甘えてくれるとカワイイ美咲さんだけで
十分にキャラ評価8はあるんですけども。

義妹&パツキンツリ目&不器用だけど健気でひたむきで鈴谷さんボイス、
というワタシのツボをことごとく押さえた結愛奈がもう反則級の可愛さ。
や、もう結愛奈√プレイ中は「なにこのこかわいいー」の連発w

個人的に「これくらいのちっぱいでええんやで」と思ってたら
脱いだらかなりデカかったことにビックリでしたが
まぁそれも含めてエロさもホント凄いコでした。
当然にマイ嫁ランクノミネート当確クラス。

少しだけ不満があるとすると、美咲さん√だけ
他の2人が出て来ないことですね。

他の2ルートでは選ばれなかった2人についても
軽くフォローしてくれるんですが、
美咲さん√だけは、フォローどころかそもそも出て来ない、
って事にちょっと違和感ありましたね。
まぁこの辺は複数ライターの弊害かもしれません。

絵の方はもうさすが。
ヒロインの描写に関しては、
画も塗りも高いレベルで安定感抜群。

基本おっぱいメインながら
ちょいちょい違うところも見せてくる構図も
さすが大ベテランって印象。

各ヒロインとのHシーンは12ずつで
ラストに短いですが4Pが1つ。
3人に絞ってこんだけいちゃラブしてくれれば
相当な満足感がありましたw

hajikano.jpg
キャラゲーとしては満点に近い作品だと思います。
ストーリー的には薄いかもしれませんが
こんだけ幸せオーラを放つ作品もそうそうないかなと。

あと、仕様面でちょっと修正して欲しいのがCG鑑賞画面ですかね。
御苑生さんが主題歌を唄ってるんですが
鑑賞画面でソレが延々掛かるんです(ノ∀`)

エロCGをじっくり見たいと思っても
なんか妨害されてるような気がしちゃいましたw

もともと上半期作品の中でもサプライズ大賞候補その1に挙げていた作品で
コンセプトの下でちゃんとキャラの良さを書ききれば高得点有り得る、
とか元日時点で言ってた気がしますが、期待を遥かに上回るデキでしたね。

ポテンシャルは物凄そう

2020.03.04.Wed.04:27
「恋四つ刻」もさくっと終わりました-。

冒頭での野外オナニーの時点で「なんじゃそら」っていうか
のっけからB級路線突っ走ってるなぁ、という印象でしたが。

暴言ヒロイン&毒舌ヒロインの2人が思った以上にカワイイな、とw
というのもイベントCGになると突然クオリティが上がるのがありまして。

最初は立ち絵でもイベントCGでも、
デカい解像度に追っ付いてない印象があったのですが
イベントCGのうち7割くらいはえっらいクオリティ高いんですよ。
このクオリティで安定してたら絵の評価は9以上は堅いのになぁ、と。

逆に残り3割くらいが立ち絵以下のクオリティで
その落差にホントびっくりなレベル。
こちらで安定したら絵の評価は4くらいでしょうかw
ここまでギャップのある作品は初めてじゃないですかね。

で、ラッキースケベをこなしていくと
ヒロイン2人がツンデレという以上に可愛く見えてくるというw
冒頭の馬鹿さ加減にちょっと見くびってしまいましたが
この辺は思った以上にシナリオがしっかりしてた印象です。

当初はちょっと雑に見えた立ち絵も、
原因は制服のドピンクブレザーだったんじゃないかなと。
あれさえ着てなければ普通以上に可愛く見えましたね。
特に凜香の部屋着(タンクトップ)は相当な破壊力w
惜しむらくはその凜香の裸の立ち絵、モノはあるのに
それを出さなかったところw

澪は割と最初のほうで裸の立ち絵を拝めますが
凜香はメッセージウインドウで胸が映らないサイズで表示されるだけ。
Hシーンでは正面からマトモにおっぱい映した図がないので
そこが勿体ないなぁと。

まぁシナリオ的に澪のほうがメインなので
2人の扱いに格差があるのはしゃーないんですけどねぇ・・・

Hシーン数で言えば澪9回、凜香2回で最後に3P1回。
ロープライスでこれなら、凜香も同等の扱いにしてミドルのほうが
個人的には嬉しかったかなと。

とは言え、澪も十分に可愛かったので
これでロープラならまあ元以上は軽く取れていたと思います。
koiyotsu.jpg
絵の残り3割のデキに、
明らかに少なそうな予算にできることが縛られていた印象のシナリオ、
この辺がクリアできれば
相当な作品を作り出せるポテンシャルは感じましたね。