2019年11月12日 | IWGB
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一番目立ってたそこが一番勿体ないデキとは

2019.11.12.Tue.16:00
「アイキス」終わりました-。

「キスアト」の数年後、同じ学園でのお話、
という設定ですが、ライターも絵師も一新。

個人的にキスシリーズにおいて絵で最高なのは「キスベル」。
中身で最高なのは「キスアト」という印象を持ってまして。

その「キスアト」の後継作がスタッフ一新でどうなるか・・・
と思ってたところで体験版やった時には

リアルな世界観が売りなのに
幼馴染みの双子美少女とか先輩2人との出会い方とか
単体ならまだしも立て続けに来られると浮き世離れしてるなぁ、
という第一印象で。
シリーズ中で低評価の作品はことごとく
男女間の距離感が最初からおかしい、という特徴があるのですが
今回もソレに近いなぁ、ということで
正直製品版にあまり期待が持てなかったんですよね。

ついでに言えば「キスアト」は男女間の距離感とともに
天才と凡人の距離感も上手いこと描かれてて
そこのジェラシーやらジレンマからのシンパシーとか
単なる恋愛関係以外の描写が物凄くリアル感あって
それで中身としてはブッチギリ評価だったのですが・・・
体験版時点ではその辺あんまり伝わって来なかったんですよね。

まぁそんなワケであんまり期待しないで始めてみたら。
「あれ?どの√も尻上がりにキスアトっぽくなるぞ?!」とw

再会の仕方や出会い方になんか嘘っぽさを感じたのに
付き合うまでや、初Hまでの流れや、ラストの締め方が実にソレっぽいw

「あー、うん、こんな会話の応酬だったよねー」って辺りの印象から
もし双子が1人だけだったらとっくにくっついてた、
3人だったからつかず離れずだった、というバランスと距離感にナットクしたり、
メンタル豆腐のハズなのに、製作という一点においてはやたらタフな杏に
やはりメンタル鋼なヒナ、という凡人の描き方は前作にないもので
この2人の個別はなかなか面白かったですね。

純子先輩は「キスアト」の例のシーンを彷彿とさせる展開を
まさか軸に据えてくるとは思わず、ここは意外さに噴きました。

ただ天才サイドのアヤ√は結局ヒナ主体になってて
そこだけ踏み込みが甘かったかなぁと。
天才だけど一番常識人で一番気弱、って辺り
もうちょっと書きようがあったと思うんですけどねぇ。
天才側の視点があれば、だいぶ評価は跳ね上がってたように思えて
かなり勿体なかったと思います。

絵の方では。
黒髪主体のリアル等身の作風は受け継ぎつつ
パッと目を惹く絵柄だったので、絵師一新で正解ですねー、という印象。
「キスアト」を最後に以後デブ専になってしまったみことさんは
さすがにもうキツイだろうなぁという印象でしたし、
タケイさんはもうエロゲンガーやられてないみたいですし。


ヒナと純子先輩はパッと見から華ありましたし
杏はあざといまでに男ウケするキャラですしね。
アヤは双子ということでヒナに似せたけど少し崩した感じ?

ただ、立ち絵や非エロのイベントCGはキレイでも
エロシーンになると途端に表情から体型まで崩れてしまうのは
かーなーり勿体なかったですね。

キスシーンまではキレイに描けるのに
あれこれポーズや構図を変えなきゃいけないエロシーンになると
突如不安定になるんですよね。
これはエロゲンガーとしての経験値か・・・と思いましたが、
みことさんもタケイさんもそうだったっけ(ノ∀`)

あと中の人ですが、シリーズ皆勤のあじ子さんは
今回が一番ハマり役だったように思えました。
少しカタコトな「キスアト」の有紗もかなり良かったと思うんですけど
今回のヒナはお姉ちゃんポジションの収まりというか安定感が半端ないです。

しとやかに見えて変態な純子先輩のまやさんに、
ぶっちゃけトークに実感というか真実味の籠もり方があった飴ちゃんも
なかなか良かったと思います。

反面、アヤの中の人は、そのまんま設定で
YOUTUBERデビューまでしてましたけども・・・

終わってみると、アヤ一人、企画先行で浮いてた感じします。
シナリオも絵もそこだけもうちょっとなんとかなったんじゃ、
という感じでしたし。

aikiss.jpg
アヤの扱いがもうちょい良化してれば
全体的に評価が上がって、かなり化けてた気がします。

あと、ワタシはヒナ√を最後に回したんですが、
そこのラストでご本人降臨が一番サプライズでしたねw