これ、ツボに来るにはある程度トシ食ってる必要があるようなw | IWGB

これ、ツボに来るにはある程度トシ食ってる必要があるようなw

2014.08.10.Sun.00:14
昨日始めた「雨恋」はその日のうちにクリアしましたw

ロープライスだけあって短いのは想定内でしたが、
ソレでも終わってみて思ったのは「思ったより長かった」。
や、この価格でこのボリュームならなんの文句もありません。
というか、ビジュアルブック1冊分の価格で
ボイス付デジタルCG集を買ったと思っても十分元が取れるデキかと。

内容的に見ると。
まず一番期待値の高かった絵はほぼ文句なしですね。
前作で一度スルーした「黒髪&セーラー服」という原点に立ち返って
更に「濡れ透け」という実に俺得な趣向も加わって
期待値は嫌が応にも高まってましたが、
その期待には十分応えてくれたかな、と。

もともとレベルの高かったボディラインの描写は
濡れ透けへの適応力も抜群。
萌え重視なキャラデザがもてはやされる昨今、
おっぱいだけでなく、ケツ・フトモモ・腰のくびれで
エロさを表現できる絵師さんは少なくなってきたなぁと思うのですが
珈琲貴族さんはその点さすがの安定感。
構図もあれこれヒネってて絵そのもの満足度はかなり高かったです。

あえて絵で残念だった点を挙げるなら、差分の少なさと塗りですかね。
エロシーンでは1シーンのテキストがやたら長いのですが、
その間、絵の方はほとんど動きがない、表情すらあまり変わらない、
という場面がほとんどで、絵的にはちょっと間延びしてた印象です。
正直小倉さんの演技がなければ場が持たなかったような気がしましたね。

まぁその分、ロープライス作品とは思えないくらい
イベントCGそのものの数が結構多かったので
差分を増やしてCGを減らすよりはこっちのが正解だったとも思えますが。

塗りに関しては思ったより「濡れ透け」具合が低いな、とw
白いワンピースの立ち絵でぱんつが透けてたのは良かったですが
ブラ透けもあんまりなくて、「透け」よりも白い塗りの方が目立ってた印象。
もっとハッキリわかるくらいの濡れ透けにしても良かったんじゃないかなぁと。

続いてシナリオのほうは。
クリア後に解放されるスペシャルコメントで小倉さんが仰ってましたが
とにかく「しっとり」の一言ですねw

「雨」に始まり水に関わるエピソードに事欠かない内容なのもありますが、
ソレ以上に「初恋」を題材にしているのがその最大の要因かと思います。

や、主人公が学園生ならしっとりどころか初々しくもみずみずしい、
という表現になるんでしょうが、なにせ主人公は40歳近い
という陵辱じゃない路線のエロゲとしては珍しい設定ですからね。

普通ならそこまで感情は揺さぶられないはずだったのに、
「初恋の相手は既に亡くなっていた」「しかし初恋の人と瓜二つの娘がいた」
という設定が「分別も自覚もあるオッサンが初恋を捨てられなくなった」という
ところに説得力を与えていたかな、と。

更にエロに限らず1シーン1シーンが結構長く、
淡々とお話を進める展開も「しっとり」感を醸し出していたかなと。

前述したとおり、絵的には少し間延び感がありましたけど
むしろこれはこれで趣があったようにも思えます。

普段より落ち着いた声で演技されていた小倉さんのボイスと
このしっとりした雰囲気でお話を進めていると
なんとなくPCゲームをやっている、という感覚より
なにか小説を読んでいるような感覚にもなりました。
や、あくまでワタシの体感ですけど、
ゆったりとした時間に包まれたような感覚がありまして。
この空気感自体がこの作品のキモなんじゃないかな、とも思えたり。
まぁこれは言い直すと、ところどころツッコミどころもあるけど
そんなことを考えるよりこの空気を感じろ、ということなんですがw


これをポジティブに捉えられたら満足度はかなり高めになると思います。
・・・思いますが、主人公の年齢にある程度近い層でないと
この空気にはそこまで入り込めない気もしましたw

あと想定以上のデキだったのはサウンド面。
曲自体は少ないですが主題歌「if」の切ないながら透明感のある曲調はかなりツボ。
ちょくちょく主張するアコギもワタシ的にかなり好み。
BGMも「しっとり」感を醸し出しててしっかり仕事していた印象。

といつもよりだいぶ能書き垂れたところで採点表投下。
amekoi.jpg
ええ、オッサンであるワタシは当然これくらいの満足度にw

ヒロイン1人でひたすら2人の世界を描いた作品、
っつーとつい先日プレイした「ころげてSP」がありましたが、
アレはヒロインの小鳥のキャラをこれでもか、と描ききった作品でしたが
こちらは主人公の内面にもある程度ベクトルが向かってます。
ですが描写そのものは割とさりげないものばかり。
ここを拾ってみるかスルーするかで
感じ方は全然変わってくるんでしょうね。

あとは小倉さん一人キャストでしたが、人選がドストライクでハマってました。
こういう落ち着いた声の時のほうがワタシ的には好みだなぁ。
・・・スペシャルコメントですっかりテンションが戻ってて
それはそれで安心感ありましたがw
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