テキストは熱い&絵は・・・ | IWGB
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テキストは熱い&絵は・・・

2019.01.08.Tue.17:59
「ぱられろ」終わりました-。

空を飛ぶ架空のスポーツがメインとなるお話。
同様な設定を持つ大先輩として「あおかな」がありますが
あちらが個人対個人のスポーツに対し、
こちらはチームプレイの球技という点で
より描けるもの多かったかな、という印象。

いやぁ、率直に言ってここまでスポ根のエロゲも珍しいっすねw
描けるモノの多くをスポ根に極振りした内容だったように思います。

主人公サイドだけでなく、各チーム、各キャラに
背負ったモノ、譲れないモノがあって、それを丁寧に描写しつつ
試合でお互いの意地をぶつけまくる、ホント熱いシナリオでした。

特に大会優勝まで目指すメインルートはもう恋愛の「れ」の字もない感じw
本大会前にドロップアウトするのが各個別、という珍しい仕様で、
何を描きたいのか明確すぎるくらい明確なお話でしたね。

また、正直、演出面においては「あおかな」とは比較にならないくらい
貧弱なシステム周りだったと思うのですが
それでもなんとかテキストで表現しよう、
というライターの意地みたいなモノも感じられました。

画面上では使い回しの絵と線しか表示されてなくても
バスケ経験のある人ならどんな攻防が繰り広げられているか
おおよそ想像できるテキストになっていたと思います。

前作「イストリア」では、誤字の余りの多さに愕然としましたが
今作ではそこも大幅に解消しながら
(他に比べるとまだ多い方とは思いますが、今回は普通の範囲内で収まってると思います)
テーマに熱く、でも描写は丁寧に、という前作の良さは
しっかり引き継いでいて、非常に読みやすいテキストだったと思いますね。

ワタシは4日ほどで全編クリアしましたが、
その間1日の睡眠時間を3時間に削り続けるくらいには
惹き込まれるテキストしてました。

各個別では本編に比べて大幅に熱量が削られますし
各ヒロインとのイチャコラも正直弱いと思うのですが
書きたいのはそこじゃないんだろうし、という点で
ワタシはナットクも理解もできました。


反面、絵についてはあれこれ慣れるのに時間掛かりました。

桐葉さんの絵柄・キャラデザのクセというか個性が
「イストリア」の頃よりだいぶ強くなった印象です。
独自路線をかなり進んで来たなぁと言いますか。

少しひしゃげた輪郭線にかなりきついツリ目の皆さん達に
「あるぇ?」という第一印象があったのは正直なところ。

そうじゃないロリ系サブの皆さんの存在で
ある程度の幅は感じられましたが
かなり好みの分かれる絵柄になってきたなぁという印象ですね。

また、前述のとおり、試合中の表現・演出が
グラフィック面ではかなり貧弱だったように思います。
試合中のグラフィックは各キャラ1つ固定で反転絵との使い分け。
試合のポイントとなるプレイですらテキストに依存の表現。

1対1の要となるリジェクトの演出もワンパターンで
さすがにライターに同情したくなりましたね。

あとはその使い回しの絵なんですが
玻璃のケツ丸出しのユニフォーム姿は
もう見るたんび違和感しかなかったですね。

や、そりゃタイツ的な物は装着してるんでしょうが
水着にも満たない、なにも穿いてない同然なラインが出る姿で
誰も何も言わない、っていうところに
玻璃の痛々しさが出てるように感じられて
「や、これもうやめたげて」ってこっちが目を背けたくなるくらい
正視に堪えかねる姿でしたわ。

そんなところで採点表↓
pararero.jpg
絵次第では90後半も有り得ましたかねぇ?

とは言えそこの解消も難しい気がしまして。
絵柄は好みの問題ですが、おそらく今後は
更に独自路線を突き進むように思います。

演出面の弱さは物理的には解消可能だと思いますが、
とは言え、そこは予算の問題でもあると思いますので
そこが次作から劇的に変化するとも考えづらく。
結局ここもテキスト依存の独自路線になるのかなぁ、と。

次作のシナリオ・絵への期待度は
前作終了時とは正反対になった気がします。

とは言え、進化のスピードが物凄く速いラインなので
その爆発力にも期待したいとこですね。
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