伏線というか構成の妙 | IWGB
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伏線というか構成の妙

2019.01.16.Wed.19:12
一度ブン投げた「あめぐれ」終わりました-。

投げた理由は前に言いました
序盤のテキストの表現が異様に引っ掛かったのが1つ。
なんでこうも単語覚え立ての中学生のような
いちいち気取った言い方するのだろう?と。

そこを乗り越えて序盤のクライマックスまで行けば
あとは普通に楽しめただけに、
序盤のかったるしさがちと解せませんでしたね。

で、序盤のクライマックスを経て一気に緊張感が増してからの
ガラッと展開が変わる中盤については・・・正直ちょっとダレますね。

各ルートの主人公の言動に
「や、もっとできることあるやろ」とか
「何度もやり直してる割りに学習しないなぁ」とか
「またやり直せる」という甘えがあるためか
主人公の甘さと緊張感のなさが目立ちまして。

ただ、サブを除く各ヒロインの√は
キャラとのイチャコラが思った以上に濃かったなと。

今作同様、冬茜氏がシナリオを担当した「彩頃」は
キャラよりお話の筋やら伏線を重視したようにも見えたのですが
今回はそこへの描写も増えたように思えました。

で、面白いと思ったのは某ヒロインの扱い。
一旦個別で投下しておいて
「あれ?イチャコラしないで終わっちゃったよ?」
って思わせてからの、後で再度出番となるところ。

あえて一旦間に置いておくことで
再登場になってからの存在感が違うなぁと。

前述の「彩頃」はメインヒロインに個別が存在しない、という仕様。
今回もソレに近い仕様ですが、そのうち彼女の場合は
一旦その前に仮にでも個別を置いておく、というやり方は
後になっての違和感もなく上手いなぁと。

ということで、コトハ終盤からクライマックスに至るまでは
相当に楽しめました。

で、クリア後の「アフター」が某ヒロインの個別ともなるワケですが
かなりお遊び要素の強いストーリーで、
某ヒロインとの兼用でもあるので、これも正直ダレるなぁと。

某サブと片方が実はエロエロだった、という以外見所が少なくて、
これなら中盤の個別でイチャコラしてた2人のアフターのほうが
最後までちゃんと締めてて面白かったな、と。

ということで
序盤と終盤のクライマックスはかなり楽しめた、
けど序盤の序盤と終盤の終盤は正直アレだった、
ってのがワタシのシナリオの印象になりますね。

絵の方では。
塗りのせいなのか、各ヒロインの焦点が
イマイチあってない印象を受けてまして。
おかげで「実は集団で洗脳されてて、
それを解けばみんなマトモな視線になるのかも」
ってくらいに思うくらいには違和感ありました。

また原画のほうでも、キャラデザの安定感はさすがですが
前作や「マジチャ」に比べると
ボディラインが一部が妙にコンパクトだったり
表情が時々別人みたいになったり
「あれ?」って思うレベルで正直雑っぽさを感じたところが
いくつかありました。

コトハさんにはあまりソレを感じなかったので
ロリっぽく見せようとするデフォルメが崩れたのかなぁ、
という感じで見てました。テキストだけでなく、
これも序盤でしんどさを感じた理由の1つでしたね。

音のほうでは。
クリスマスソングのアレンジを中心としたBGMや
ヴォーカル曲のクオリティはさすがSolfaの安定感、
という印象ですがボイスでちと違和感が。

特にキリエはロリな見た目の割りには少し低い声で
だいぶ大人びた印象のあるボイスだったなぁと。
後になってみれば、「ああ、その印象で正解だったんだ」
とは思ったモノの、これも序盤の違和感の1つではありました。

そんなところで採点表↓
amagra.jpg
あんだけ難癖つけてこの点数。
要は「盛り上がるところは素直に楽しめた」ってコトに尽きます。

これで「序盤の序盤」と「終盤の終盤」が
それなりにまとまっていたら、
もしくは絵が「マジチャ」クオリティに達していれば
更に点数は伸びたと思われますが・・・

まぁ序盤で一度ブン投げたことを思えば
相当なV字回復を見せたと思いますね。

冬茜氏&しげた氏の次作も楽しみですが
きゃべつそふとが次、
誰をライターに起用するのかも楽しみなところ。
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