8月の作品の感想を10月にするとか想定外 | IWGB

8月の作品の感想を10月にするとか想定外

2014.10.12.Sun.00:24
先日、ようやく「晴のちきっと菜の花びより」の
ラストルートが公開されたのでプレイしてきました。
これでようやく採点記事が書けますね。

ちなみにこれまでの感想記事はコチラ→体験版12

ネタバレを含んだ感想になりますから
いつもと違って採点表をまず投下してしまいます。
harenoti.jpg

以下、追記欄に。
.

全体的には↑の2つで言っているように、3つのルートをこなすことでプレイ可能になる
このみルートのデキがズバ抜けていた訳ですが・・・

なんていうか、体験版の時点でそのネタバレがおおよそ読めてただけに
むしろその前の3つのルートがツッコミどころ有りすぎ、という印象。

採点表のシナリオ評価が、全編このみルートのデキなら
7は軽く行ってましたし8も有り得たと思うんですけど
ちょっとそこに注力しすぎた感じ。

特に花梨ルートは問題点を何一つ解決してないので
誰も幸せになれない気がして仕方ない。

そしてさりげに全体の構成を難しくしていたのが
菜乃花ルートの存在じゃないかと。
彼女がメインなハズなのにこのお話でいいの?と。

菜乃花がこのみを押しのけてでも自分の幸せを取るなら
短くてもとことん幸せになって欲しいところではあったんですが・・・
そんな描写もイマイチ弱くて。

結局このみを押しのけるだけ押しのけといてそれかい、みたいな。
後に解放されるこのみルートをプレイする前から
「このみの扱いが酷いなー」と思わされる内容でした。
これはつまりこのみが真打ちだよ、と言ってるようなもので。

ただでさえラスト縛りがあるこのみの存在感が一番大きいのは当たり前ですが
メインなハズの菜乃花も結局はこのみの引き立て役だったか、という点が1つ。

そしてもう1つはこれにより
「結局相手が菜乃花じゃ本人も含めて誰も幸せにはなりきれない」
としちゃったのが致命的。
これが作品の構成や雰囲気をだいぶ縛ってしまった印象です。

「死」が深く絡んだテーマだけに、あれこれヘヴィになるのは当然ですけど
この空気感が最後まで好きになれないところでしたね。
やるならやるで、どのみちこのみの犠牲が不可欠なんですから
菜乃花というかその中の人にはもうちょっと幸せになって欲しかったな、と。

正直今回の彩菜ルートが公開されるまでのシナリオ評価は
このみを含めてもせいぜい5かな、って印象でした。

で。

今回配布された彩菜ルートに期待していたのはもうその2点だけ。
「彩菜が幸せを感じられるか」そして「このみが幸せになれるか」
まぁこのバランスをどう取るか、ってところにも注目していた訳ですが。

プレイしてみた第一印象。

「この2点への配慮はもうこれでもかと感じました」ってところ。
落としどころはたぶんそこしかなかったよねぇ、ってところにもナットク。
まぁシナリオ的には1つ取り返したかな、というところで採点表の数値に。

あと、もひとつ突っ込むところがあるとすればタイトルかなぁ。
菜乃花の名前以外に菜の花がらみのお話がほとんどないし。
菜乃花自身のことを指す言葉にしては、その菜乃花自身の扱いが
↑のとおりイマイチですし、正直タイトル詐欺の印象は拭えず。

絵のほうは・・・
ちこたむさん担当以外のキャラがどうしてこうなった?
ってのが第一印象。

↑の感想1で言ったことですけど、特に魚さん担当の花梨が
お話的にもキャラデザ的にもいらない子にしている意味がわからない。

また、サブの玲於奈辺りも含めて各ヒロインのファッションセンスが壊滅的w
淡い塗りと合わせて、あえてもっさくした印象も受けましたけど
そこで感じたのは素朴さより幼稚さでしたわ。

そんな中で桜さんの雨音はお話でもキャラデザでも我が道を行きつつ
何気にこのみルートで新たな魅力を出してるところは良かったね、と。
彼女がいなければキャラ評価はワンランク下だったと思います。


ここまでだいぶ長くなったのでこれで最後にしますが・・・
この未完成商法について。
いろんな事情があったと思うんですけど、
ユーザー側からしたら正直これはないですわ。

この点は満足度にあえて含めませんでしたけど、
それを考慮したら満足度はマイナス20くらいになるんじゃないかと。

作品の中身より、これまでの誠実な対応で
個人的には好きなブランドの1つだったんですが
次回もこれだったら迷わずバッサリ逝けそうです。
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