1ルートだけ趣旨が違ったような | IWGB

1ルートだけ趣旨が違ったような

2015.01.02.Fri.01:29
「アマカノ」クリアしました。

タイトル通り甘えてくるヒロインとのいちゃコラぶりを描いた作品なワケですが。
各ヒロインの萌えどころの描写はもうベタベタでしたが、
ソレ以上に付き合い始めの初々しさの描き方が凄く丁寧な気がしましたね。
そこのこそばゆさの表現が上手かったので、
むしろヒロインの描写はべったべたでちょうど良いと言うか。
そして甘えて来る彼女をどう喜ばすか、というところが最大の見せ場かな、と。

また、日常のシーンでも雪国の生活やら食べ物の話やら
あれこれ細かい描写が多くて、作中の世界観・雰囲気は
これでもかと伝わってきました。
別に雪国に縁の無いワタシでもどこか懐かしさを感じさせる雰囲気を
あれこれ醸し出してくれていました。

ちょっとゆったりした時の流れの中で、
ちょっとしたことから人の気持ちが変わってく、
といった感じの描写はかなり心地よく感じられましたね。

特に聖先輩とこはるのルートはそこを存分に楽しめました。
ただメインの紗雪ルートはちょっと余計な部分が多かったかなぁ、と。

正直試練の件は冗長すぎる上にやり過ぎ。
死人が出てもおかしくないコトを「悪かった」の一言で済ませ
それを以て「非を認めることができる」とか説得力なさすぎでドン引きでした。
狭い世界観で展開されるお話だけに、ここら辺で萎えさせられちゃうと
もう全部が狂って見えちゃうんですよね。

聖&こはるルートだけならシナリオ評価は7でも良かったと思いますけど
紗雪ルートは正直4がせいぜいかなぁ。

基本コンセプトたる「甘えられる」部分がだいぶ後回しになっちゃってた印象っすね。
そこを盛り上げるためにあれこれ引っ張ったという意図はわかりますけど
引っ張りすぎてそっちがメインに見えちゃうよ、と言うか。
個人的にこの√をラストに回したのがマズかったかな、という気も。
たぶん最初にやってればどんどん盛り上がる感じで進められたと思います。


あとは、こちらが告白するかされるかを選べるところはちょっと面白さを感じた点。
ただ、ある程度ヒロイン1人の甘え度を上げちゃうと、
他のヒロインをいくら選択してももう甘え度が上がらない仕様は疑問に感じました。
わざわざマップ選択の形を取ってるなら、
多少なりとも同時攻略が可能な仕様にすべきだったんじゃないかと思いましたね。
作品のコンセプト的にソレが難しいと言うなら、選択肢の作り方をそもそも間違えた印象。

絵のほうは昨今の萌え最優先の絵柄ではないので好き嫌い分かれそうですが
ワタシ的には世界観にかなりハマってた絵柄に思えました。
惜しむらくは肌色の塗りがちょいちょいテカりすぎてたのが
ワタシの好みに合わなかったところ。

音のほうはさすがのPeak a Soul+クオリティ。
特にDucaさんのOP曲「snow crystal」は
(あくまでワタシの)2014年のベストエロゲソング候補かと。

BGMも雪国で繰り広げられる甘酸っぱい恋物語、
という世界観を一番演出していたと思いますね。

それとキャスト陣も今時結構珍しい起用だったと思います。
木村さんと真中さんは5年以上前なら
かなりの頻度で出演されてた方ですが
今ではそこまで数多くないですからね。
世界観に「どこか懐かしい」と感じた要因の1つに
もしかしたらお二人の声そのものにもあったかもしれません。

で、恒例の採点表投下↓
amakano.jpg
紗雪√が他√と同じレベルだったら70台もあったと思うんですけどね。
もしくは塗りにもうちょっとクセがなくてももっと点数は上がったかと。
とは言え、郷愁漂う世界観・雰囲気はとても良かったと思います。
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