ワガママチームとハイスペックチームで分かれてたのか | IWGB

ワガママチームとハイスペックチームで分かれてたのか

2016.05.18.Wed.03:23
「ワガハイ」全ルート終わりました。

シナリオ陣が複数いた割に設定もキャラの言動もブレが少なく、
まとまり感が物凄くありましたね。

ヒロインの言動もできるだけユーザーにストレスがないよう配慮を感じましたし
会長の天然にアーシェのツンデレに年下2人の掛け合いも
まぁ鉄板というかテンプレというか安定感抜群でした。

お話の進め方も王道そのもので、
個別に入ってからヒロインがデレるまでの流れが
やたら丁寧なところは「こりゃもう外さないなぁ」と唸るばかりでしたね。

ただ・・・4つ中3ルートが主人公がムリしてぶっ倒れて
そこから立ち直って、はいハッピーエンド、
って話ばかりなのはさすがに安定させすぎだろうとw

なんつーか、タイトルの「ワガママ」を描くには
ユーザーへのストレスフリーの配慮が強すぎた気がします。

「ヒロインは悪く思われないように」、
「主人公は不器用でそこはストレスかもだけどまっすぐでやるときゃやるから許して」、
ってラインで複数のライターがそれぞれ落としどころを探ったら
結局みんな似たり寄ったりになっちゃった、って感じに見えちゃいましたね。

あとはその「ワガママ」の描き方もムラがあったなぁと。
妹だからワガママ自体がカワイイんだよ、
と個別途中から力説してた兎亜ルートだけはタイトル通りかなと思ったんですが。

アーシェルートはサブまで総動員した盛り上がりは良かったと思いますけど
みんながすんなり受け入れて進んで協力することが
そもそもワガママなのか、っつー。
や、ストレスフリーでカタチにするにはこうやるしかないだろうな、
という点を考慮すると物凄くナットクで上手い事やったとも思うんですが
逆に作品全体の縛りのキツさを感じてしまったところもありますね。
ここまで話をデカくしないとポジティヴなワガママを描けません、
ネガティヴなワガママはそもそも描けませんって。

そしてかおるこ・未尋に至っては正直ワガママ要素が薄いというかほとんどない。
ナゼかと考えれば「いもさらだ先生or先輩のすることはほぼ全肯定」で信頼されてて
仮に主人公が失敗しても、かおるこや未尋は自分のことはきちんとこなしつつ
しっかり主人公のフォローまでしてしまえる超ハイスペック人間だから。

・・・これはさすがに設定で飛ばしすぎた印象。
ユーザーがヒロインを悪く思う事はないでしょうが
これだとヒロインのカワイイところしか見所はない気がします。
それならもう主人公の苦悩なんざハナから要らないよなぁと。

ということでシナリオは全般的に
安定感あって上手いんだけど枠にカッチリハメすぎで
ちょっと窮屈感があった印象です。
これなら全編萌え萌えのキャラゲーのほうが楽しめたんじゃ?と。

あとは、かなり強力なライター陣を揃えてましたけど
複数ライターの弊害としてはかなり意外な形ですよね。
それぞれが似た寄ったりになる、っていう。
ブランドやプロデューサー側のオーダーや意向が強く出た結果なのか
ホントたまたまなのかわかりませんが、
これならぶっちゃけ誰か一人に全部任せたほうが面白くなってたな
ってのも正直な印象です。

絵の方は・・・
プレイ前から思ってて実際にプレイして改めて思いましたけど・・・
キャラの描き分けの引き出しがめっさ少なく見えますね。

ムッチリ系の絵柄は好みなんですが
顔のキャラデザ、特に目の描き方が数パターンしかなくて
原画さんの1作目にして既にハンコ気味というか・・・
次作も同じような顔が並んだら個人的にはちとキツイかも(ノ∀`)

そんなところで採点表投下↓
wagahai.jpg
つまらなくはないどころかそれなり以上に面白かったと思いますし、
(おっぱい以外の華には多少欠けた気もしますが)キャラも可愛かったとも思いますし
安定感抜群だと思いましたけど、突き抜けた物はなかったなぁ
と感じたまんまの点数っすね(;´▽`)y-~~
Comment

管理者にだけ表示を許可する