ベタでもこれはオッサンほど刺さる(ノ∀`) | IWGB

ベタでもこれはオッサンほど刺さる(ノ∀`)

2016.06.23.Thu.01:25
「タラレバ」勢いで1日でやっつけてみました。

思ったよか短かったってのもありますけど
サクサク読めるシナリオだったってのが最大の要因かと。

個人的に過去のAries作品はいくつかプレイしてて
そこでのシナリオ評価は最高で5。
このブログ始める前には3を付けた作品もありました。
故に期待値もそう上がりようもなかったワケですが。

今作は逆にそこが良かったのかもしれません。

冒頭過ぎから「・・・は?」って首を傾げる描写がいくつかあったんですよね。
最たる物は顔と名前を覚えている人と同居してた事実だけ忘れてる、
ってところですが。
理由は付けてましたけど説得力なさすぎて
「はいはい、いつものAries、Aries」ってコトで
スルーできたのがぶっちゃけ良かったのだと思います。

というのもツッコミどころ多数の冒頭を抜けると
これが思った以上に読ませてきてましてw

個別によっては告白も軽ければ初Hまでの流れも急すぎで
そこらの萌え描写にはちと欠けるきらいはあったと思うんですけども。

各個別のメインとなる設定のガードが思った以上に堅かったこと。
そこを伏せていてもキャラを立たせていたこと。
そしてその設定を知った後に読み返しても
各ヒロインの言動にブレがないこと。

これらにより各ヒロインが抱える「タラレバ」の重さも演出出来たと思いますし
完成度も過去作とは比較にならないくらい
ズバ抜けた仕上がりになってたと思います。

また、ティアのフォローをどのルートの終盤でも行っているのが非常に好印象。
そこは絶対入れて欲しいところだと思うんですよね。
そこを短いながらもその期待にきっちり応えてくれる描写してたので
まぁ評価もそらどんどん上がって行きますわ、と。

ゆずこルートでのありえ・その両親達といった
サブキャラの描写もかなり光ってましたし
人間関係を描写する丁寧さは
もう比較にならないレベルで向上していたと思います。

あとはティアのネタバレの置き方にも素晴らしさを感じましたね。
先に某ルートをやってしまうとバレバレになっちゃいますが
その前にプレイすると「ああ、そこに置くんだ」っていう驚きがありました。

そしてゆずこルートで顕著でしたが、
「後悔しないため」のメッセージ性の強さも
説教臭くならないよう、無駄に長くならないよう配慮はしつつ
言いたいコトは言い切ってるなぁ、
ってところも過去のAries作品にはない特徴だったと思います。

あとは個人的な意見ですが・・・
もう亡くなってしまったけど、
リリー先輩のおばあちゃんには元から不思議な力があった。
リリー先輩自身もある時までは霊感があった。
なんてエピソードを絡めてると設定的にほぼ隙がなくなった気がするんですよね。

まぁあえて壮大なほうに行かず、日常に感謝する作風からすれば
ちと趣旨からハズレてしまうのかもしれませんが、
そこら辺はちと勿体なく思ったりも。

あとは泣きのシーンがひたすらベタでしたが
ワタシ的にはこれでOKだと思います。
ベタでシラケるのはテンプレはめ込んだだけの手抜き感だと思うので
ここまで丁寧に描いていれば、まったく問題ないかと。

ツッコミどころもあれこれありますが
シナリオ評価は大幅アップで間違いないですね。


絵については・・・
前作「スクラバ」の感想で、
戌角柾さんの絵はデフォルメがキツくて個人的に合わない、
みたいなことを言ってたんですが、
今作のハインやティアはそれがすっかり取れてましたねw
おかげでワタシ的にはだいぶとっつきやすいキャラになってました。

そして今回参加の鷹乃さんの絵は結構というかかなり好みで
特にリリー先輩とありえのキャラデザはかなり好みだったので
普通に考えたら絵評価は大幅アップなんですけどね。

なんですけどね。

エロシーンでちょいちょいバランスが崩れまくったCGがあったり
おっぱい、特にB地区の位置に違和感しか感じない絵があったり
どうにも塗りのせい、ってだけにはできない物が散見されまして。

絵評価はツボに来るキャラがいなかった前作よりは
アップになりますけど、思ったたほどには点数延びないなぁ、
という感じ。

音のほうはOPがDucaさん・EDが真里歌さんで作曲がMeis氏、
という俺得すぎる人選で期待値は爆上がりだったワケですが
特にOP曲「be confidence」はもう期待以上のデキだったなぁと。
上半期の「オレ的ベストエロゲソング」最有力候補で
年間でも有力だろうなぁというツボり具合。
BGMも軽く及第点でしたしここの評価は当然高め。

ということで採点表投下↓
tarareba.jpg
Aries作品史上ぶっちぎりの高得点∑d(≧▽≦*)

引っ掛かる点は複数あったものの個人的には非常に楽しめました。
疑問点があろうが、かなりベタだろうが
シナリオで評価したように、丁寧な描写が
ソレ以上にツボに来たからだと思います。

そしてそれがまた「be confidence」とのシンクロ率が高いのも良かったねと。
ティアとゆずこルートのEDはまたこの曲でも良かった気がします。

あとは・・・記事タイトルどおりですが、
ベタな描写をベタとわかってて素直に受け入れるには
多少トシいってたほうがやりやすいと思ってまして。

故にこの作品もそういう人ほど刺さる仕様だと思います。
ワタシに刺さるのもそら当然よね、と(ノ∀`)
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