作品自体はネタになるほどでもないかなと | IWGB

作品自体はネタになるほどでもないかなと

2016.07.12.Tue.02:35
「LAMUNATION!」オールクリアしましたー。

作品の中身の感想に入る前にその前の過程から触れますと。
年始の時点ではかなりの期待作だったんですよ、コレ。
期待値Aとか付けてた記憶があります。

それが主にライターさんが呟いていた
Twitterの公式垢見る度に期待値がどんどん萎んでくという
珍しい事態になりまして。

その理由は主に3つ
1:やたら「エロゲ初心者向き」を連発して予防線を張りまくってたこと
2:アメカジを前面に押し出したウザイ脱ヲタアピール
3:既存エロゲヲタをナチュラルに上から見下ろしてることを隠してなかったこと

1だけならまだ謙虚さの裏返しかなぁとは思うんですが
2が入ってきた当たりから「あれぇ?」と。

例えばエミネムのことを得意げに語った後
「エロゲーマーでこんなこと言うヤツそうそういないと思うけど」
みたいなツイートはハァ?としかw

他ではグッズ販売。
「外で実際に使えるエロゲグッズを」という意図で作成されたTシャツ。
完成品見たら、プリントされた中身はエロゲ要素全く皆無。
ライターの人が目指してる方向性は伝わりましたけど
それなら普通に服買うわ、というツッコミがもぉね。

2の時点でもうそこはかとなく醸し出してた雰囲気ですが
その姿勢で1を語るとどうなるかというと。

「この作品は君ら既存エロゲーマーには理解できないと思うよ」
的な態度にしか見えなくなるのは私の心が曲がってるからでしょうか?

仮にライターさんにそんな気は一切なかったとしてもですね。
少なくとも「初心者向き」は免罪符じゃねーぞとは申し上げたい。
既存エロゲーマーに向いてないからと言って
初心者に向いてるかと言えば
当然ソレはイコールじゃないのは当たり前の話で。

まぁそんなこんなで体験版やる前から
シナリオはどんなにクソでも構わんわ、
という覚悟がもう出来上がってました。

ミドルプライスで、彩音さんとなおすんのCD付きで
mukuさんの絵に豪華なキャスト陣が揃っていただけに
「シングルCDとボイス付デジタルCG集が
この価格ならそれだけで元は取れんだろ」とね。

・・・と、ここまで前提を述べたところで長くなったので
中身の感想は追記にて。
.


で、中身の感想ですが。

プレイ前から他サイトの情報とかは一切見てないんですけど
TwitterのTLだけでも不評ばかりが流れてて
余計覚悟が決まりきった状態でプレイしたところ。

あれ?
思ったよりつまらなくはないよ?
言ってる事は面白くはないけれどテンポ自体は悪くないね、と。

や、ワタシがやってて一番辛い作品は
とにかくテンポが悪くて何が言いたいのかやりたいのか
まったく意図が読めないつまらないやりとりを
延々と見させられる事なんですよ。
そんな作品に比較したらまだサクサク読めるよね、と。

たぶんそんな風に思えたのは前述のとおり
覚悟がもうマックスに決まってたからだと思うんですがw

ただ、それも2周目からはもうダレますね。
作品の仕様上仕方ないんですが、同じような展開になるのと
各ルート終盤のネタ垂れ流しは
唯一の取り柄であるテンポですら死んでるんで
もう始めの1周だけでも飽き厭きだよと。

再三言ってますが、まずネタそのものがイマイチ。
特に辟易するのが下ネタの数々。
エロい意味の下ネタならまだしも「うんこ」「ゲロ」とかオマエは小学生か、
というしょーもないネタを何度も何度も多用してくるのは
もはや殺意が芽生えてくるレベル。
声優さんに言わせたかっただけでしょ、としか邪推できない感じでしたわ。

それをお話の中でバランス考えずにどんどん放り込んで来るので
さすがにカンベンしろやと。
普通なら主人公のチートっぷりも引っ掛かるところだったんでしょうけど
もはやそれがどうでも良いと感じるデキでしたね。

とは言え最後の陽菜ルートの設定とかは悪くないと思うんですよ。
なので、もっとネタは絞ってもうちょっとストーリーを作り込んでくれれば
案外大化けするポテンシャルは感じました。

要はストーリーの粗筋が極端に短いんですよね。
それをムリヤリ埋めた感丸出しのテキストで引き延ばされてるので
さすがにテンポ良く畳み込まれても2周目ではもう限界、と。
なのでそこは半分に抑えてその分ストーリーに回せれば
かなり良化するとは思います。

テンポ良いテキスト書けるというのは簡単なようで
存外書ける人は少ないと思いますので。

ただ・・・
ライター本人がこの脱線ぶりを
確信犯的というかドヤ顔で誇ってそうだからなぁ・・・
次作でも同じような感じならもう一生スルーできると思いますw


続いて絵ですが・・・
mukuさんの原画は良くも悪くも荒削りに思えました。
パッと見で速攻で購入を決めたレベルの華は当然ありますし
おお!と思えるCGも相当ありました。
(特にころにゃーはかなりエロかった印象)
ただ、逆にアレ?とデッサンから狂ってね?的な絵も散見されて
(特にらむにゃーで多かった気が)
絵買いした割りには思ったほど点数は伸びなかった印象。

ただ、もう少し熟れて線に安定感が出てくれば
塗り次第でたぶん爆発的に良化すると思われますので
mukuさんの作品は素直に追っかけたいところですね。

音のほうは・・・
彩音さんの歌もなおすんの歌も普通に及第点以上なんですけど
フルサイズ聴くと当初抱いてた爽快感抜群なイメージから
だいぶ重厚なロックな印象でなんか違和感が出てきましてw
これも絵同様、期待の割りには伸び悩んだ感じ?

反面、中の人のほうはもう文句なしです。
まおさん、くすはらさん、榊原さん、民安さんという芸達者4人だけあって
さすがの名演でした。

下手な人がやってたら確実に途中でブン投げてたであろうところを
最後まで走りきることができたのは
ひとえにキャストの皆様のおかげでございます。

あとは原画のmukuさんも何気に出演されてましたけど
そこらのアニメ声の声優さんより可愛い声で草生えますわ。

そんなところで採点表投下↓
lamunation.jpg
面白くはないけど、かと言ってネタになるほどのクソゲーか、
と言えばそうでもない、という実につまんないポジションに落ち着いた感じ?

結局のところ、この作品が叩かれてるのは
前提の部分で述べたところが大きいと思います。

発売前からライター自身の言動があれこれおかしかったところに
発売された作品の中身は幼稚なネタでいっぱいだったというオチ。
そりゃまぁ受け入れられるのは難しいかな、と。
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