別物と思えば良い方かと思うのですが | IWGB

別物と思えば良い方かと思うのですが

2016.09.28.Wed.23:04
「タユタマ2」全ルートクリアしました。
(前回感想分はコチラ

なんていうか、全体的に尺が短かった印象ですね。
長期延期などできるところはあれこれ手を打たれたんでしょうけど
共通の長さに比べて個別それぞれがかなり短く感じました。

おかげで、どの個別もかなりぎっちぎちに詰め込んでるなぁ、と。
お話の筋、というか「共存」というテーマへの描写も
キャラ描写もいちゃコラもそれぞれ光るところはありますし
それらをまとめきってはいるんですけどね。

ただ、それら全部をなぞっただけというか
もう少し深さを感じる演出や描写があってもいいかなと。

クライマックスのボスキャラとの対戦が数十クリックであっけなく終わったり
良いシーンがあってもすぐ展開が変わってしまって余韻がなかったり。

前回分で述べた菜乃ルートの唐突感は、
今思えばやはり尺の短さによる描写不足だと思うんですよね。

また、今回プレイ分の緋文ルート・こはくルートでの親子の描写も
前回の菜乃ルートに比べると「らしさ」を感じましたが
そこを盛り上げる間や演出がなくて勿体ないなぁと。

前作のゆみなルートでの裕理がゆみなにプロポーズしたシーン、
そしてそのことを父親に告げた後の彼のセリフ。
前作はこの2行の部分だけでも相当な尺を割いていて
実際それがことごとく琴線に来ましたからね。

あとはこれも尺による制限のためかと思うのですが、
マジメにお堅くまとめ過ぎた印象も残りましたね。
前作へのリスペクトやテーマへの描写、主人公の誠実さ等々
あれこれユーザーへの気遣いも感じるんですけど、
というかむしろそんな気遣いばかりだった気が。

丁寧さは認めますが面白みは正直ない、って感じ。
前作ではアメリを筆頭にユーディーやら応竜・鵺あたりが
フリーダムに行動しててもまとめきってましたからね。
なんというか器というかフトコロの違いを感じてしまった次第。

まぁそんなこんなで前作に比較すると
どうしても弱さが目立ってしまうなぁ、という印象です。

タユタマと思わずに普通に角砂糖の新作と思えば
軽くそれなり以上のデキには感じたとも思うんですけどね。

ただ、ラストのましろルートをプレイすると
さすがに別物とは思えなくなるのが難しいところw

このルートはあるんじゃないかと思ってやっぱりあったチビましろ筆頭に
前作のエピソードを思い出させるシーンも多かったですし
前作のエンディングから道半ば、という描写も刺さりましたね。
このルートでだいぶ見直したところは正直ありました。
というかまた前作をやり直したくなる気持ちが盛大に高まりましたね( ̄▽ ̄;)

とはいえ、ラストを少し改変したのはかなりガッカリ。
ラストがあの場面になるのはもう必然だと思うんですけど
あそこはあくまで2人でいて欲しかったですね。

裕理の決断・積み上げてきたモノ・あの場面でのセリフ
すべてがいきなり軽くなっちゃったなぁと。
あと『IHD』でもラストは瞬間スプラインだっただけにここでも欲しかったなぁと。

良かったところを探すと
Hシーン1つにもストーリー的に意味がある、
という前作の良さをある程度引き継いでいたのは好印象、
ってところでしょうか。

絵のほうでは、当初菜乃の存在でちと心配したことがあったんですよね。
「『コドモノアソビ』や『恋想リレーション』で
ツリ目ロリ巨乳に開眼した感のある萌木原氏に
今更またロリちっぱい描かせていいのか」とw

まぁプレイしてみたら、その担当はタレ目でしたけど
こはくでしたから無問題だったのかな、とw

若干絵柄の変化で特に正面向いたましろの立ち絵に
少し違和感感じたところもありましたが、すぐ慣れましたし
絵はかなり楽しませてもらいました。

あとは「しおり」のシステムですが・・・
選択肢の場面を全部セーブしておけばかなり便利に使えるシステムだと思います。
選択肢の部分だけやり直せば新たな個別を解放できるシステムですので。

ただ、これなら『運命線上のφ』や『恋想リレーション』のフローチャートのほうが
セーブの必要性がない分、使い勝手が良かった気がしちゃいました。
はじめの1周目はいちいち幕間でしおりをクリックしなくてはならないところも
ちょっとウザかったですしね。

そんなところで採点表投下↓
tayutama2.jpg
ましろルートなしでまったくの新作と思えば80点台あったのかなぁ?
逆にましろルートなしで続編の位置づけだったら70切ってたかもしれませんがw

とりあえず今は前作をやりたくてウズウズしてますw
時間が空いたら特攻しますか。
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