世界観と雰囲気と絵を楽しめというか和風スターウォーズというか | IWGB

世界観と雰囲気と絵を楽しめというか和風スターウォーズというか

2016.10.14.Fri.23:54
「千桃」、皇祖様に根の国送りにされたところまで見たので
たぶんオールクリアしたと思われます。
そんなワケで今回プレイ分の朱璃ルートと全体を振り返っての採点投下。

前回までの感想はこちら→12

前作「大図書館」本編が共通ルート二段構えというかつてない仕様だったため
日常シーンが異様に長く正直中だるみが激しい、とは思ったのですが・・・
そこをしっかり反省したのか、今回は全体的に短めですね。

というか短すぎw
最初の分岐まではそこそこありますが、
それ以降は個別も共通もかなり巻きで押せ押せで行ってる印象。
呆気ないというか素っ気ないというかまぁ随分あっさりいったなぁ、と。
そのくせ途中、回想シーンだけやたら丁寧だったのも違和感ありましたわ。

前作から今作、なんでこんなに極端から極端に逝くかなぁ?

ここからはネタバレも入って来ると思いますので以下追記にて。
.


仕様面の不満もさることながら、8月作品にありがちな
やたら脇の甘い設定もあれこれ引っ掛かりましたね。

宗仁のあの設定だとなぜ鴇田家の養子になったのかもさっぱり不明。
鴇田家が七本刀の1つで稲生家の隣に居を構えてたことから考えれば
たぶん七本刀の筆頭格だったのは想像が付きますし
小此木・刻庵達からの命じられたのかなぁ、くらいの考えは浮かびますが
そもそもその原因がさっぱりわかりません。

しかも2000年不変な姿をしていて武神とも言える宗仁が
お子様部隊の明義隊に入っていたこともムリありすぎ。
また奏海との兄妹生活も宗仁が最初から成人している前提には見えず
ちょっとムリあったかなぁと。

作品の、そして物語的にも背骨となる部分の割りに構築が雑だよねぇ、
とはどうしても思ってしまいますね。
ほんの数行でもなにかそれらしい理由付けてくれれば
そこまで引っ掛からなかったと思うんですが。

また前回感想分で言った通り、エルザにはもう顔も素性もバレバレで
ハデにドンパチした翌日に平気で学園で挨拶できる設定も
正直まったくもって意味不明でした。
ここも現行犯じゃなきゃ逮捕できない、くらいの一言があって
そこにナットクの行く簡単な2行分のテキストでもあれば
また印象は全然違ったと思うんですけどねぇ。

前々回の感想で言ったとおり、ユースティアの反動から
学園モノ&ハッピーエンドにしたのかなぁ、
とやっぱり穿ってみたくなりますわw

あとはこれまた前回で言ったことですが、
ラスボスの別視点が多すぎた印象もあります。
序盤からヒント出し過ぎで
本筋から離れるカタチの各個別は
そこをあからさまに迂回していくので
どうしても各個別にオマケ感が否めなくなるというか。

そこに前述の尺の短さが重なるので尚更その感が強くなって
しまいにゃ本筋の朱璃も短かった、という流れなので
最後まで満足することができないまま終わってしまった印象。

ただまぁ、その辺は全部置いといて。

大味なストーリーに美麗なCGと演出で
2000年にわたる愛と戦いを描きました!
という映画みたいなもんだと思えばこれはこれでありなのかな、
という気もしました。

呪装刀や呪術がライトセーバーとフォースだと思えば
現代兵器に刀が大活躍する設定も含め
あの超大作SF映画を和風にしたようなもんでこれはこれでイケるんじゃね?と。

そんな仕様なら重箱の隅つつくよりは
ソレはソレとして雰囲気と世界観とCGを楽しもうぜ、
と見方が変わるかなとw

絵のほうは、最近の傾向通り表情の描き分けに
ちと粗っぽさを感じるのですが
ソレ以外はもう塗りも線もさすがのクオリティに安定感。

炎の演出なども際立ってましたし、
絵に関してはもう圧倒されっぱなしでした。

キャラのほうももう文句なし。
フィーナ以来久々の「メインが姫様」設定でしたけど
凜とした存在感も中の人のハマリ具合も
フィーナとタメを張れる存在だったと思います。

あとは髪色もキャラデザも若干被って見えた
奏海と古杜音をWで出したのも英断だったように思います。
過去作の系譜ならメイン食いの下克上を起こすタイプと思うのですが
妹属性と元気なワンコ属性で上手く分散させたな、とw

あとは睦美さんをサブに回しつつ、
最後にしっかりサービスシーンを入れてるところはもう感謝の限りw
なんとなくですが、今回はFDまで行くかどうかわからなかったので
本編の内にやってくれて良かったなとw

そんなところで採点表投下↓
sen-momo.jpg
あんだけ酷評したシナリオがそれでも6なのは
各キャラの立ち位置と価値観、それと生き様に刺さるものがあったからですね。

ここまでノーコメントの音については・・・
高いレベルで安定してるとは思うのですが
正直先行発売のCDを聞いた時点からピンと来るモノが1つもなくて
コメントのしようがないと言いますか。
中の人、特に遥さんと小鳥居さんの奮戦ぶりは目立ってたと思いますけどね。
Comment
No title
お久しぶりです。
千桃感想読ませて頂きました。

実の所、私は発売から2日でクリアしてました。
個人的にシナリオの評価は痛ヲさんより更に低い感じです。
分岐ヒロインのシナリオが投げっぱなしジャーマン過ぎて・・・
期待値が大きかっただけに、反動も大きかったですね。
今年のNo.1は千恋になりそうな予感がします。
No title
こちらこそお久しぶりです。

>2日
おお、いつにないハイペースwww
・・・というかその気になればそれで終わる尺でしたよね(ノ∀`)
ワタシはその気になれなかった、という時点でお察しいただけると幸いです(;´▽`)y-~~

>分岐ヒロインのシナリオ
その前の感想で言いましたけど、ユースティアと同じこの分岐方法を採った時点でもう半分諦めてました。
それで期待した本筋も「あるぇ?」でしたからね。・゚・(ノ∀`)・゚・。

ユースティア前後の頃、8月の迷走ぶりが目立ってましたが、またその繰り返しになりそうな悪寒が(´・ω・`)

>反動も大きかった
大手でも毎回連続で高得点ってブランドはほとんど皆無ですからね。
高得点の次作はむしろ警戒せねば、とフロフロの時も思いましたけど、今回改めて思わされました(ノ∀`)

まぁそれでも絵と世界観でだいぶ稼いでくれたかな(・ω・)

>今年のNo.1は千恋
残る逆転候補は「枯れ花」「シンソウノイズ」に年内に間に合った時の「Liber_7」ですかねぇ。

昨年一昨年に比較すると不発気味な印象は否めないです。
正直今プレイ中の「タユタマ」が「ワタシが今年プレイしたエロゲ」の中ではダントツっぽ( ̄▽ ̄;)
No title
確かに積みまくりの私が2日でクリアで完走まで行く程度には面白かったのは間違いないですね。
(内容が薄いだけな気もしますが)
そもそも今年フルコンプしたのが「オトメドメイン」「千恋」「千桃」の3本だけかもorz


今年の残りで挙がってない物ではスキスキも期待出来そうです。
相変わらずのアサプロ風味なので好みは分かれそうですが。
あとはアストラエアFDが年内に出ればいいなぁ・・・
No title
>内容が薄いだけな気もしますが
なんとも言えないとこですよね。
薄いのは間違いないんですけど、クソゲーかと言われればそうじゃないのも間違いなくて。かと言ってもうちょっと中身を濃くできそうな作品か、となると「う~ん」って感じで。

>「オトメドメイン」「千恋」「千桃」
ワタシの採点だと今年の作品内ではそれぞれ2位・1位・3位タイなんで、おいしいとこだけ持ってった感じですね(ノ∀`)

>スキスキも期待出来そうです
前作よりはかなり面白そうとは思うのですが、打倒千恋を期待するのは酷に思えまして( ̄▽ ̄;)ゞ
ワタシの場合、期待値が高いと及第点でも点が伸びない傾向があるので、期待値80くらいが丁度良いのかなと思ってます。

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