概ね楽しめたんですけど「騙られた」感が強いかなぁ | IWGB

概ね楽しめたんですけど「騙られた」感が強いかなぁ

2017.02.06.Mon.23:02
「ひのない」全エピソード終了しました。
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仕事は違えど探偵事務所っぽいところを舞台に
かつての仲間的な人の近親に当たる助手(サブヒロイン)がいて
エピソードごとににヒロインが変わる。
ヒロインのピンチを助けたら基本もうそのヒロインは出て来ないけど、
サブの助手的な人はずっとレギュラー。
このスタイルはアレですね。
大昔の漫画「CITY H○NTER」みたいな感じ。
(各ヒロインと一発ヤッちゃうという大きな差異はありますがw)

かなり独特な設定がありますが
案外すんなり入り込めたのはその辺もあったのかなぁ。

で、あともう1~2本くらいは同じ仕様でシリーズ作が出せそうですね。
ええ、最終話のヒロインはたぶん桐子で。
当然続編を見込んでると思われる伏線もいくつかありましたから
そこは大いに期待してます。
それが1年以上先、だとちょっとダレるかも(;´▽`)y-~~

中身としては「かたる」という独特の設定をどう取るか、ってのはありますが
主人公の「プロ」の矜持を見せつけて最後はヒロインに決めさせる、
ってスタンスは一貫してるので、
クセのある設定のワリにわかりやすさと安定感は凄くありました。

ジャズちっくなBGMと相まって世界観も雰囲気たっぷりでしたし
プレイ中はほぼストレスなく楽しんでプレイできたと思います。

ただ、途中で違和感を感じ始めたのが小夜編のバトル辺りから。
火を繰り出す為に連発でそれっぽい歌を詠み始めた辺りから
「あるぇ?単語1つを言いたいが為にその歌のチョイス?」
「結局1つの単語か大まかなジャンルだけで歌をチョイスしてて
 歌の意味とか詠み人の意図はほぼスルーなのか」
と知らされた辺りから雲行きが怪しくなり。

その辺りから歌は単に勿体付けてるだけに見えてしまいまして。
で、そう見えてしまうともう「かたる」って設定自体に
クエスチョンマークがハデにつき始めてしまいまして。

「残念」がなにかを突き止めてそこを解かないといけない、
というルールと「名を与えて解く」というルールはわかるんですが。
それを解くための演出がすべて文字通り演出にしか見えないというか。

や、元から口八丁なキャラではありますし
(これまた古い喩えですが)寅さんの口上のごとく
勢いとリズムで自分のペースに持ち込むことが大事で
単語自体に意味はない、と割り切れりゃいい話なんですが
案外ソレができなかったな、と。

クライマックス以外の場面では短い一言・単語1つだけで
ピンチを回避する場面がいくつもあったワケですよ。

なのにクライマックスになると
意味のない言葉がやたら増えるのが解せなくて。
「言霊」として「言葉」を用いるのであれば
意味のない単語とか有り得なくね?
とかそれこそ意味のないことまで頭に浮かんで
もうあれこれ否定に入っちゃったんですよねぇ。

あとは結局のところ、「かたる」対象はがしゅうのみだったのも
引っ掛かったところでしたかね。
彼が人相手にかたるところにあんまり中身はなくて。

や、普段から軽いコト言ってるけど、
イザとなれば命がけでヒロインを守る、
っていうまさしくCI○Y HUNTER的な流れは理解できますし
そこは楽しめたんですけど
そうなればなるほど「かたる」部分の中身のなさが引っ掛かりまして。

なんかそれっぽい雰囲気だけで誤魔化された感が強いというか
文字通り「騙られた」というモヤモヤ感がかなり残ってしまいました。

今後の続編でその辺りに実は意味があった、
という設定を入れてくれれば一気に不満は解消されるのですが
今作ではちょっと消化不良感が大きかったですね。

とは言え。
おりょうさんの絵といい、西坂氏のBGMといい
世界観とキャラ達はほんと魅力たっぷりだったと思います。
今作のヒロイン3人のキャストも相当豪華だったと思いますし
特に最近出番が少なくなっていた夏野さんは「お帰りなさい」って感じ。・゚・(ノ∀`)・゚・。
次作以降でどんなヒロインがどんなキャストで登場するのか、
という点は非常に楽しみですね。

というところで採点表↓
hinonai.png
上記の違和感が次作で解消されたら軽く90中盤まで行くかもしれない一方
解消されなければ80切る可能性も高い感じ。

あ、あと一番驚いたのはエンディング曲で西坂氏自身が
唄っていたことかもしれませんw
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