思ってたより・・・ | IWGB

思ってたより・・・

2017.03.14.Tue.18:42
プレイ中の「スイギン」、ラストのいざな√も終わりました-。
(それまでの感想はコチラ→ 1  ・ 2 

終わった第一印象は「あちゃー。・゚・(ノ∀`)・゚・。」

モヤモヤ来たり、突っ込み入れたくなるとこは多数あって
なんだかもぉねー、と。

確実にネタバレを含む感想になりますので、こちらは追記にまとめます。
で、ちょっと異例ですが、相当長文になりますので、
採点表だけ先に置いておきますね。
suigin.jpg

.

で、感想ですが。
ラスト√で設定を明かし始めた時点から
「え?そういうことなら、アレはおかしくね?」ってことがいくつかありまして。
ほぼ見津鐘絡みの設定ですが、そこがブレブレに見えちゃうんですよね。

まずマリア√での見津鐘ですが。
ここでの見津鐘はEと哲生の中に姫子が存在してることを知りませんでした。
しかしいざな√では当然のように知ってます。
どこかでその情報を取得したような描写もないだけに「あるぇ?」と。

また、見津鐘自身、哲生と同様にストッパーがいるワケです。
なのにマリア√では
「なぜ、哲生は強力なE化を持っているのに人間から外れないのか」
という疑問を普通に持ってるように見受けられます。
・・・や、確信まではともかく可能性くらいは考えるでしょ、普通w

こうやって見ると、いざな√の見津鐘がマトモで、
マリア√の見津鐘は別人のようにアホです。

次に桃√。
ここの見津鐘は雫に刺されて死亡確認までされてます。
もう人間じゃないところまでE化していたのならそのくらいじゃ死なないでしょうし、
死んだとしても灰のようになるハズでは?
「死体はなくなっていた」くらいの表現があればまだセーフでしたけど
そんな配慮はカケラもなし。

この辺は後出しでいくらでも言い訳はできます。
実際ほんの数行のフォローさえあればたぶんしっくり来たハズ。
ただ放置したこと自体が思いっきり完成度を下げてます。
割と基本的な設定から派生する疑問というか
やってみればすぐ「あれ?」と思う部分だけになんで放置したかなぁと。

後、少し弱いところでは
「なんで見津鐘は哲生を泳がせたのか?」そして「放置できたのか」
ってのも割と疑問でしたね。
見津鐘はEの狙いが哲生だと思ったから、幼少時に確保・連行したという話。
それならなんで瑞穂に戻ってきたとわかっているのにしばらく泳がせたのか。
「なりそこね」のおかげで、その疑いはますます増したハズで。

城ヶ崎親子と連んでいるため不用意に近づくと面倒なことになる、
というスタンスでいたことはわかりますが、
実はソレはいざなだった、とわかってからは
彼女を捕捉する手段は選んでません。

まぁいざなは「巫女だと確信したから」に対し、
哲生はそこまでの確信はなかったため、マリアを監視に付けるに留めた、
ってことで筋は通りますけども。これも2行そのフォローがあれば
印象は全然違ったと思うんですよねー。

あと青香ルートでの見津鐘のその後について
まったく描写がないのも気になるところですね。
彼にしてみれば手駒の1つである雫を失っただけですから。
青香√だけはいざなが巫女と見津鐘側にバレてません。
その状態で哲生を放置するかなぁ?という疑問が残りますね。


と。だいぶ長くなりましたがここらが設定関連で疑問に思った主なところ。
ラスト√前にあれこれ考えてましたが
「思ったより単純」で「思ったより雑」だったなぁとw

思わせぶりに風呂敷広げすぎて、ムリヤリまとめたら
あちこち雑になってましたーという印象ですね。


で、一番モヤモヤ来たのは実はそこではありません。

一番「えぇ?」だったのはクライマックスというか
見津鐘とのラストバトルからエンディング。
哲生の迷いのないスタンスと覚悟vs見津鐘の誘いの言葉、
って対比はわかるんですけどね。
哲生の悟りきった態度はちょっと違和感ありましたね。

率直に言ってちょっと姫子の扱いを間違った気がしてます。

見津鐘をボッコボコにして姫子を追い出すように救ったとこまでは
まぁ共感できずとも納得はできることではありました。

しかし、そこで言ったコトをすべて否定するラストはなんだったのか、と。
や、哲生だから出来たコト。出来るからやった、という言葉はわかりますけども。
ただ、ソレだとどうしても思ってしまうんですよ。

姫子はなんだったのかと。

姫子だって2人にとってお互いと同レベルの大切な存在でしょ、と。
姫子じゃ助けられないとわかってても打てる手は全部打ってみた、
という記述があればだいぶ印象は変わりましたけども、
それとはまったく正反対。
2人してさっさとトドメを差したようにしか見えないんです。

姫子は見津鐘とほぼ同時に同じ理由で消えて
哲生も当然同じようになる覚悟をしてた。

で、いざなは哲生だけ戻した。

正確には哲生だけしか戻せなかった、ってことでしょうが
いざなの中で姫子は見津鐘と同レベル扱いかよ、
っていう印象になってしまいます。

そして過去の暁WORKS作品との対比でもガッカリ来ちゃいました。
日野作品なら、苦い結果に終わったとしても
信念を貫き通したでしょうね、と。

互いの覚悟を掛けたバトルを克明に描写し
その結果もお互い真正面から受け止める、
過去の暁WORKS作品はそんならしさがあったと思います。

森崎作品は森崎作品でソレとは違う良いとこがたくさんありますけど、
ただ導いた結論でズルはして欲しくなかったなぁと。
するならするで違う覚悟を見せてくれればまだ良かったのですが・・・

あとは最終的なEの扱いもモヤモヤしましたね。
事の発端でありながら「そういうもの」として捉えて終わり。

結局のところ、一番のバケモノはEでも見津鐘でもなく雫だったと思うんです。
ズバ抜けた存在感と緊張感、行動原理と考え方、
とにかくしぶといところもあって
ちょっと印象強くしすぎた気がしますが
あのバケモノを産んだ大元がソレでいいのかよ、と。

せめて。
Eも彼女の視点を通してなにか重要なことを学んだ、
くらいな描写があればこれまただいぶ印象が違ったと思うんですけどね。

なんていうか、全編を通じてあんだけ命のやりとりした結論がソレか、
って鼻白んでしまうというか。
裏切られたというより酷く興醒めした気分です。


逆に良いところは過去の感想分で言ったとおりです。
ホンネとタテマエ、ぶっちゃけるところと回りくどくいうところ。
そこらを小気味よく押収させる会話はホント楽しませてもらいました。

特に沢澤さんのボイスがこれ以上なくハマってたいざなは
相当に楽しませてもらいましたね。


絵に関してはハロレより進化してた印象です。
特にエロイところはかなり。
おっぱいの攻撃力もありましたが、
個人的にはケツの攻撃力がソレ以上にあった印象。

あとは毎回ロリ枠のキャラデザに難ありな印象でしたけど
今回のマリアは上手いところに落とし込んだなぁ、と。

それとワタシ的に一番ウケたのは
オールクリア後に解放される立ち絵鑑賞モード。
奈々代さんの裸が用意されててビックリ唖然w
娘と並べるとその圧倒的火力差に泣けます。・゚・(ノ∀`)・゚・。

とホントに超長文になったところで一応再度採点表置いておきます。
suigin.jpg
せめてラストがもうちょいなんとかなってれば
軽く80越えしてたハズなんですけどね。

そこで気になった点もフォローされてれば
90以上も狙えたハズなんですけどね。

ワタシの中で「なりそこね」な存在はこの作品そのものって感じです。
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