ご都合というか媚びすぎというか | IWGB

ご都合というか媚びすぎというか

2017.04.11.Tue.23:06
「働くオタク」全√終了しました。

タイトルもそうですが、仕様も前作「働くオトナ」を
踏襲した作りになってましたね。
ヒロイン5人であったり、モブとのエロシーンを織り交ぜたり。
前作より良いと思ったのはアフターストーリーの解放条件。
一切浮気しないことがその条件なのは、
前作より良さを感じたところでしたw

ただ、基本は前作からの劣化コピーみたいな印象もありまして。
ジャズちっくなOPは前作同様ですが、霜月さんではありませんし
絵師も秋空もみぢさんではありませんし
シナリオも中島氏ではありませんし。

BGMの西坂氏だけは引き続いての登板でしたけど
ソレ以外についてはこんな言い方もアレですが
ワンランク落として来たなぁ、と。

ただ、良い方向で裏切られたのは絵。
蒼月さんの絵は「できない私が、繰り返す」の頃に比べると
だいぶ安定感が増したように思えました。
昨今の流れに違わずやたら巨乳ばかりのラインナップでしたが、
ムチムチ系なケツやフトモモを描いても
バランスはさほどには崩れてなかったですし
表情も璃子さん以外はかなり安定してましたね。

今回、ピンで勝負したのもよくわかるクオリティで
ここだけは前作と同様の点数になりました。

ただ。
ちと残念だったのはエロシーン。
そこそこの数のエロシーンが用意されてますが
構図がだいぶ似たり寄ったりで
正直そこまでの数があったようには感じないデキでした。

「銃騎士」騒ぎのおかげでCG数の確保は至上命題なんでしょうけど
さすがに同じような体型のコを集めて
同じようなシーンを増やされてもなぁ、と。

また、CG1枚でエロシーン1回を消化するケースも結構あったのですが
モブならまだしもメインでそれを増やされても
やっぱり水増し感が否めないというか。

数を増やした分、中身が薄くなったように思えて
そこはちと残念なところでしたね。

で。
前作から点数維持した絵に対してシナリオは大幅減点。
ここは中島さん不在が大きかった気がします。

「働くオトナ」は、主人公が変わろうと頑張ったお話だったので
多少ご都合でもそれなりに説得力があったのですが・・・
今作は主人公がオタクであることを明かし
どんな作品が好きだったかを語るだけで
可愛いコが次々と股を開くというワケわからん展開。
モブも含めて女性がチョロすぎて
女性オタクに失礼すぎるでしょ、と。

そして主人公ばかりがモテる理由もよくわからず。
というか主人公以外の男キャラが総じて嫌われ役ばかりで
主人公が頑張って上を目指すのではなく、
他を落として相対的に主人公を持ち上げるような図ばかりで
ご都合にもほどがあるなぁと。
というか、これ、他の男性オタクに失礼っしょ、と。

またオタクと言ってもあれこれジャンルも違えば
好みも違うのが普通だと思うんですが。
そしてそれが違えば、一般人とオタクとの関係以上に
オタク同士がお互いヘイトしちゃうこともあるもんだと思うんですけど。
この作品のヒロイン達の好みはみんな主人公の好みに近いという。
これもご都合にもほどがあるなぁと。

更に草食系だったハズの主人公も
気付けばベッドヤクザどころかほとんどレイプまがいなことやらかしても
ヒロイン達はみんなニコニコしながら全肯定。

正直、ユーザー側におもねりすぎというか
記事タイトルのような印象しか受けなかったですね。

そしてこんなタイトルでこんな中身にされると
「お前らオタクが望んでるのは、こういう都合の良すぎる恋愛なんだろ?」
とかなりバカにされたような気すらしてしまいます。

そしてオタクネタも踏み込みが浅かった印象。
有名作品のタイトルや作者名を少しもじった固有名詞を
これでもかと叩き込んで来ましたが、
その固有名詞を並べるのが目的って感じで
会話の中身は全然スカスカな印象で。

これなら「リアエロ」とか「スキとスキとでサンカク恋愛」といった作品のほうが
よっぽどオタクネタを盛り込んでた気がしました。

ひたすらカクテル名も出して来てましたが
オタクネタにしてもバーという設定にしても
固有名詞並べればソレっぽく見えるだろ、的なノリを感じてしまい
コンセプトの部分からして浅いなぁ、という印象。

前作で感じたキャラゲーとしての良さは
及第点以上のシナリオによって支えられてたんだな、
と今更気付いた次第です。

そんなところで採点表投下↓
hatarakuwotaku.jpg
酷評した割りにシナリオがそれなりなのは
直近でもっと酷いのをやってたせいかもw

満足度もそこそこですが、これは絵と中の人のおかげで大部分を稼いだ感じ。
榊原ゆいさんの唄う「Answer」が一番の見所だった気が(ノ∀`)
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