荒削りもいいとこですが | IWGB

荒削りもいいとこですが

2017.04.18.Tue.15:18
「イストリア」トゥルーエンドまで終わりました-。
(これまでの感想分はこちら→ 1  2 )

前回、感想分で言ったように個別に入ってからが
どうにもアレで残り2人も同様のデキだったら評価直滑降、
とか言ってたんですが。

ええ、その前2人とほぼ同様でしたね。・゚・(ノ∀`)・゚・。
少し設定に踏み込んだ描写が散見されましたが
そこからやはり踏み込んで来ることはなくて。

なので2人の個別が終わった時は思わず呆けてしまいましたが
あまりにアレ過ぎて「さすがにこれで終わりはねーよなぁ?」
とギャラリーのCGを確認したら、
全部埋まってないことを見て一安心w
となればどこから新√が派生するかもすぐわかるレベルでしたしね。

で、こっからはネタバレを含むのでまた追記にてまとめようと思いますが
採点表だけ表にも貼っておきますね。
istria.jpg
.


ラスト√は各キャラが抱えた過去と設定、
そしてそれに決着を付けることが
かなり丁寧に描かれていたと思います。

各個別で面食らった踏み込みの浅さは
ここで全部フォローされてましたね。

こうなるとこれはこれで・・・
各個別がハッピーになりきれない弱さに負けた可能性の1つ、
ってのはよくわかるんですが
逆に各個別の茶番劇っぷりが際立ってしまうのがムズいところでw

あの個別でないとヒロインの大半は
英士君とはちゅっちゅできないところが一番の不幸な気がしましたw

そして、前回の感想で気になってた部分、
まず英士の紅葉への好意はこれでもかと
ラスト√で描かれていたのでこれはクリアw
細かいところも回収してましたし文句なしでしたね。

もう1点、英士の父親殺しを止めてた件は
直接的な描写はありませんでしたが。
ラストではむしろ幇助してましたからね。
紅葉的に共通時点ではそのタイミングではなかったこと、
それと灯さんが強く望んだコトだったのかなと
ナットクも理解もしました。

ええ、なんで誤変換と誤字の嵐くらいは
マイナス評価に影響させないことにしましたw
まぁそれでもセリフとテキストで単語が違うとか、
そもそも表示されているセリフどころか喋ってるキャラすら違う
って辺りは正直どうなんだ、とは思いましたがw

そして、前回までの感想で触れてはなかったんですが
紫子とラスボスの設定投下のタイミングが絶妙だった印象。

や、最初の選択肢直後、紫子が英士に向かって
泣けないことを責めるシーンがあります。
「そういうお前はなんなんだよ」と1周目では思ったんですが
2周目以降で「あ」と。

ラスボスも灯さんが助けられたシーンだけでなく
いつみ先生はどうやって助けられた?
ってことを考えたらそれしかねーよなぁとも思ってたのですが。

で、それをいつ言うんだ、どうやって言うんだ、
って感じで見てたワケですが紫子のほうは特に印象的でした。

なんつーか。
紫子さんはエロシーンがあっても良かったように思いましたね。
エロなしのラスト√だけにユーザーへのサービスってのもありますけど
お話的にもそっちのほうがよりキレイになった気がしました。

クソ親父のぶっ壊れぶりとその終わらせ方もなかなかでしたし
ラスボスとの対峙も含め、バラ撒いた設定は
ほぼ回収してくれててその収束感はなかなかでした。

ただ気になったところを挙げるなら、祈吏くんの扱い。
各個別では一番辛い役回りをするキャラですが
ラストルートではまさかの出番なしw
いろいろ描けるキャラだと思うんですけどね。

あとは個人的には紅葉が最初の人魚かその近親だと思ってました。
彼女が水葬銀貨(リンゴ)を否定する様からそう予測していたのですが。
ただ、セリフから見てもそうではないようなので、思った疑問が1つ。
「このタイトルはなんだった?」とw

「イストリア」はギリシャ語で「物語」という意味なようなので
「アメマドイの人魚伝説そのもの」くらいな意味になるんでしょうかね。
紅葉をそこに絡ませればもうちょい深さが感じられたと思ったのですが。

誤字の件を抜かしても荒削りさが目立つシナリオでしたが
テーマに対しての真摯さと勢いはかなりのモノだったと思います。
これで各個別がもうちょいアレなら9以上になってたと思うんですけどねぇ。


絵については。
いつだったか、原画の桐葉さんは
「立ち絵作業が苦手」と仰っていたように思うのですが。

この作品、立ち絵のクオリティはかなりのモノだと思います。
というかダントツで立ち絵の方がカワイイw
イベントCGになると顔が違うレベルの不安定さがまだありますので
どうしても絵の点数もそこまで伸びないのですが・・・

玖々里と夕桜は中の人のハマリ具合とシナリオ効果もあって
相当に魅力的なキャラに見えたのですが
ゆるぎ・灯さん・和奏さん辺りは
立ち絵のみで華があって十分魅力的だったなぁと。

桐葉さんはこれが商業2作目で相当にお若い方のようなので
不安定な分は今後の伸びしろと勝手に期待しております。

というところでもう一回採点表↓
istria.jpg
テキスト・絵とも不安定さも目立ちましたが
描きたいことに真摯なところは非常に好感を持てますので
次作以降も期待したいところ。

次作で勢いそのままに雑さが減ってきたら
そこらの既存ブランドを食って
トップクラスに大化けする可能性も感じますね。

↑の採点表、サブ4項目がそれぞれ+1になれば90前半
+2ずつ逝けばもう90後半のスコアになりますし
そのポテンシャルはあるように思えます。
Comment

管理者にだけ表示を許可する