似てるんだけど違うなぁ | IWGB

似てるんだけど違うなぁ

2017.08.20.Sun.00:03
「アオイロノート」さくっと終わりました。
(体験版の感想はコチラ

ad:libの第4作となるこの作品。
第2作「アオリオ」の数年後の同じ学園を描いたお話になるのですが
現況、ワタシはまだ「アオリオ」は体験版しかやってません。
近日中にやるつもりですけどね

そんな状況で思ったコトは。
体験版の感想でも言ったことですが、「アオリオ」と絵柄は似てるんですが
どうにも塗りがそれよりチープに見えてしまうとこ。

「アオリオ」の時点でアニメのようなベッタリした塗りなんですが
「アオリオ」との大きな違いは全体的に色素が薄いこと。
おかげでただでさえ太い線がより強調されてるように思えました。

ここ数年薄い塗りが当たり前になってますけど
この絵柄・この作画なら塗りはもっと濃くていいと思います。

また光を当てる演出が過剰に見えました。
夕焼けの効果を強めに演出して
オレンジと陰影をハッキリさせるくらいならわかりますが
夜の自室の照明の光でさえ、視界が霞んでしまうような
ライティングを施すのは相当な違和感がありましたね。

で、この光源の演出については単なる手抜きに思えました。
どんなイラストソフトを使ってるかわかりませんが
光源効果のスクリプトをもう少し細かく設定すりゃいいだけの話です。
ド素人のワタシですら安物のソフトで多少は扱えますから
プロが使うもんならどうとでもできると思うんですけどね。
適当に1回効果掛けただけ、って絵に見えちゃいました。

ただ、時折、すべてがハマってかなり攻撃力のある絵が
数枚あったところが悩ましいところw
やればできる、というポテンシャルは感じられただけに
全般的にもうちょっと丁寧にやってくれてれば・・・
というもったいなさをかなり感じました。

背景はほとんど「アオリオ」の使い回しなんですから
そこに時間を使わなくて済む分、
普通なら前より良くなるもんだと思うんですけど・・・
これはもう予算削減で過去作の遺産を使わざるを得ない状況だった、
ということなんでしょうか。


シナリオのほうは共通も短めなら個別も短め。
その中で各個別設定を1つずつ伏線を忍ばせて
それを機能させて終わり、というシンプルなモノなんですが。

や、そのうち2つはお口あんぐりでした。
1つは「この短い尺の中でソレをやってもなんも感情移入できんぞ」という√。
や、このボリュームの中では頑張って各キャラの心情を描いていたと思いますけど
そもそもこの尺でソレをやろうってのが間違いかと。
本来泣きの展開なハズですが、
とてもそこまでの思い入れは持てなかったですね。

そしてもう1つの√はそもそも破綻してました。
「ってことは、この√を選ばなかった場合、ヒロインのほうがあーなるんだよね?」
と。でもそんな描写どこにもなかったよ、と。

で、結局のところ、どのルートを通っても「玲央がカワイイ」
っていうのが結論だったなぁとw
この玲央ルートでもうちょいいちゃラブ出来てれば
満足度ももう少し高めになったのになぁ、というのが
一番勿体ないとこでしたね。

キャラ的には体験版の感想で言ったとおり
山吹姉弟の存在感が圧倒的でした。
これは姉の玲央にそら惚れるのも必然だわ、とw

あとはその他3人のヒロインより担任のほうがよっぽどキャラ立ってんなぁ、
と思ったら彼女は第1作「ピアチェーレ」のメインヒロインだったんですね。
納得の存在感でしたわ。

最後に音。
ヴォーカル曲やBGMが絵柄に比してやたらまとまってるなあ、
と思ったら、そもそもad:lib自体が
音楽ユニット「i.o.sound」が運営するブランドだったんですね。
そら音のクオリティが一番高いのもナットクですわと。

ただ中の人に関しては・・・
「アオリオ」での桐谷さん・桜川さん辺りの演技見てると
さすがに数段落ちますね。
ネームバリューがなくても上手い人なら、
とは思うモノのやっぱり演技の質が違う感じ。

結局のところ、音楽のレベルはさすがに変わってないんですが
絵と中の人、という予算に直結しそうなところが
残念なことになったなぁ、という印象。

で、採点表はこちら↓
aoiro.jpg
山吹姉弟、特に玲央の可愛さと先生の存在で
60点で持ち堪えたかな、と(ノ∀`)

また、あの内容なら短くても良かったか、ってコトで
傷口が最小限で済んだ、という面も否定できませんw

次回作は今度やってみる「アオリオ」次第ですけど
それ以前にさらに予算が減ってそうならもう見送りかなぁ。
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