ブランドらしさにはとことんこだわってましたね | IWGB

ブランドらしさにはとことんこだわってましたね

2017.10.09.Mon.00:47
数日サボってしまってた「桜ひとひら恋もよう」の感想を。

周囲には恋人にしか見えない世話焼き幼なじみと
さばけた性格の生徒会長兼同級生と
天才スキル持ちのロリ後輩という
王道というかテンプレートここに極まれり、
というラインナップで構成される序盤は
テンポも悪くなく割とサクサク読めたのですが。

学園合併の段になって相手側の設定になんだかなぁと。
今時「暴力を用いた教育」と言われてもその時点で
だいぶ現実離れしちゃった気がします。
ファンタジーやら世紀末やら中世でもないのに
そんな設定を普通にブッ込んだら全部ウソっぽくなっちゃうよ、とね。

「わかりやすい設定を」という意図だったと思われるのですが
余計おかしくなってるよ、と。
そこはいくらでも攻めようがあったと思うんですよね。
作中にも出てくる「洗脳」と生徒の人格否定で十分だったんじゃないかと。

敵対勢力をコミカルに描いてしまっているのも
「暴力」設定と相容れない感じでそこら辺は違和感ありました。

主人公とヒロイン達の急造チームでも対抗できる、
という説得力を考慮したらあーゆー設定に落ち着いたんだろうなぁ、
とは思うんですが、そこら辺はいくらでも練れた気がします。

反面、ヒロインたちのヤキモチぶりやら
主人公を巡る争奪戦の様相を醸し出す、
王道ラブコメの部分はさすがの安定感だったと思います。
思わずニヤニヤしてしまう空気感を作るのはホント上手いなぁとw

また敵対勢力の設定はブレブレに感じられて正直違和感ばかりでしたが
メインヒロイン紗矢の設定はかなり上手かったと思います。
「元カノで妹」ってありそでなかなかないセンを突いて来たなぁとw
もともと妹属性にはこだわるブランドだけに
この設定をカタチにした時点でまぁ強力なヒロインになりますねw

彼女の√はさらにあれこれ裏設定を仕込んでますし
相手方の設定以外は概ね楽しめました。
千歳√も終盤そこそこ泣き的に盛り上げたのは
ブランド的に意外でしたがまぁキレイに収めてましたね。

ここまで普通に書けるのに
なんで相手方の設定をあんなんにしたのかなぁ?
とホント疑問になりましたわ。
企画原案の種村氏の設定なんですかねぇ?

あとは序盤で言いながらそのまんま消えてしまった
「平凡」について触れて終われば更に完成度は高くなったと思います。


絵的には桜はんぺんさんにイチリさんと
過去作では二番手以下に控えてた方達が
表に出てきた作品、って印象ですが。

正直前作「恋愛日常」より絵柄は良かったと思いますw
エロさは正直薄かったと思うんですけど
可愛さ・萌えという点ではなかなかだったと思いますね。

で、ワタシ的にParasol作品では
ありがちなジンクスがありまして。

強力な妹に、鉄板なロリと幼なじみを配置されながら
それでも一番可愛く見えるのはパツキン

というよくあるパターン。ええ、今回も当てはまってしまいましたw
作中でもかなりの美少女なのに、
なんでか主人公相手にはチョロインになる、
という伝統芸が今回も炸裂し
ワタシのストライクゾーンど真ん中に決まってしまいましたわw

妹やら幼なじみより距離はあったのに
一気に詰めてくるその時の攻撃力にワタシはとても弱いようですw

そんなところで採点表↓
sakurahitohira.jpg
紗矢と芳野2人でキャラ評価をここまで持ってきた感じです(ノ∀`)
あとは先生に短いアナザー√でもあれば一気に評価が上がった気もw

音の方はいつものSolfaサウンドでしたが
全曲しっとり系というのはかなり意外でした。
や「菜の花びより」的な作品ならさもありなんですけど
この作品、別にそんな暗い印象はないもので。
いつもよりそこの点数の伸びがないのは、まぁたぶんそのせいです。
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