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見たかったのはこれじゃない!のだけど

2017.12.30.Sat.17:12
プレイし終えてた「金恋」の感想を。
各個別の簡単な感想はコチラ→玲奈・エル・茜シルヴィ・理亜

いつもと順序を変えて絵の感想から。

まず最初に印象的だったのが、エロイナさんのエロさw
これまでもとらのすけさんの巨乳キャラはいましたけど
エロイナさんは乳以外も良かったですね。

乳以外はやたら細かったこれまでと違い
付くべき所には付いてたのが実にいいな、と。
これでカワイイだけでなくグッとエロさが増すと思ってますので。

また若干マニアックな攻め方してるのもエロさを感じたところ。
個人的にはシャワー中のワキで一発KO食らった感じw
あれで髪を下ろすかどうかの選択肢が出てきた時には
もう「うおお、ツボをわかってるーーーー」とモニタに向かって親指立ててました。

有末さんの2人も乳以外のムチムチ加減がなかなかでしたし
全般的に過去作よりエロくなったなぁ、という印象でした。
や、フロフロの七緒のようなスレンダーなりのエロさも実に良いんですがw

ほんたにさんの2人はそこよりだいぶカワイイ系に寄ってた印象。
特に理亜は過去作にないキャラデザでかなり惹かれましたね。
央路と同じく黒髪ロング属性持ちのワタシが
ショートヘアのコに目が釘付けになるのも珍しい事態でw

そしてメインのシルヴィは、ほんたにさんのタレ目キャラが珍しい
とは思ったモノの、第一印象では
「ヴィジュアル的には一番無難なコかな」というところでした。
設定通り万人受けというか誰からも愛されやすいところを狙ったのかな、と。

また、塗りやら背景のクオリティは過去作から文句なしなのですが
今作では湖の水の描き方(特に屋上から見た図)は
相当なレベルに感じましたね。

屋上からの風景は作中でも重要な舞台になりますし
終盤の盛り上がりにもあそこのクオリティの高さは寄与してたと思います。


シナリオについてはネタバレを含みますので追記に。
.

シナリオで感心したのはヒロイン全員パツキンという奇抜設定と
タイトル、そして中身を全部リンクしてたところですね。

「金色」と「ゴールデンタイム」と「カッコつける」を結びつけて
人とのつながりを結びつける。
発売前は「キャラの見分けつくのか?」なんてアホな見方してましたけど
やってみたらホント「金色」だったな、と。

シルヴィ・理亜以外の各個別も
本筋でないなりにあれこれ楽しめましたし
日常会話から各キャラのカワイイとこ良いとこの描写も良かったですし
雑学あれこれ知ってる割りに記憶力がまるでない主人公の設定以外は
ラストまではホント文句なしだったと思います。
主人公の記憶力設定はなんらかの原因を1つ作っておけば良かったと思うんですけどね

で、そのラストですが。
記事タイトルの通りですが、理亜ルートで見たかった結末は
まったく真逆のものだったんですよね。

各個別の感想でも言ってますが、
このエンディングを予感させるものはいくつもあって
ガクブル来るものはあったのですが
それでもあれこれキレイにフェイクを決めていた部分があったので
特にプロローグでのシルヴィの初恋相手の引っ掛けと
シルヴィルート中盤での指輪の種明かしはお見事でした。

この結末もどんでん返しがあるのでは、という期待がありました。

永遠につながる浜松湖、という設定もなんらかのフラグになるんじゃ
という願望がありましたし。

しかしまぁ結末は予感通りのもので。
本来なら作中で何度か理亜自身が言っていたとおり
この終わり方はワタシも嫌なんです。安易に見えちゃいますし。

でも。
クリア直後の時点で凄い余韻が残ってて
そこからあれこれ理亜と、そしてシルヴィのセリフを思い出していくと
初めからそこにあるところに内容が追い付いた、ということなのかなぁ
と漠然と感じるところがあって。

このお話は11年前の出会いと約束を前提に3人の再会から始まった。
シルヴィ・理亜・央路の3人に絞って考えたら、まぁ必然的な展開だったよなと。

そしてその3人から他のキャラを考えると
あれこれ示唆があって面白い作りしてたよな、と。

理亜から見てエルは
「シルヴィと一番仲が良いから央路とくっついてもまあいいか」。
玲奈ルートでは「屋上のことを教えてもいい」と
幼馴染み以外で唯一認めた存在で。
茜に関してはエピローグでのワンシーンが特徴的でしたね。
ぼんやりしか見えないハズの理亜が彼女の変貌ぶりに驚いてましたが
アレは茜がそれだけキラキラしてた、ってコトだと思うので。
理亜にとってそんな存在はシルヴィだけだったと思うんですよ。

そしてミナちゃんはシルヴィの一言がとても印象的でした。
「わたしは10年前に乗り越えたことだけど」
ミナもあの時点で十分に良いコだったと思うんですけど
年齢が1つしか違わないシルヴィとの違いは歴然とあって。
その差はこれだったのか、という。
エピローグで日本国内の仕事はシルヴィから任されるようになってましたが
後々また髪を切ったシルヴィを見て、
ミナちゃんも更にレディになってくんだろうな、
という未来が垣間見えた気がしました。

そして、↑の一言はシルヴィへの印象もガラッと変わったものでして。
大親友となった人にあった事情、
まだ幼少の頃にそれを受け止めて乗り越えて
そこから夢のために努力してその上で笑顔で居続ける。
作中で何度も出てくる「カッコつける」「カッコつけ続ける」ということを
ずっと実践してたコだったんだ、と思った時に
「万人受けしやすいキャラデザ」と思ってた当初の印象から
「本当に格好いいコを描いたらこうなるのか」という印象に変わりましたね。

ラストシーンで清々しい笑顔で理亜との約束を央路に伝えましたが
あの笑顔は11年前からの葛藤を経た上での笑顔かと思うと
あの結末はもう11年前にあったんだな、と思うに至ると。

ナットクとか理解とかいうレベルじゃ無く
そこに戻ってきただけという印象ですね。

あの夕陽に照らされた笑顔を見ながらそこまで考えたら、
もう頭の中全部金色に染まっちゃいますね。
最初の約束があって、金色であろうと頑張ったシルヴィと理亜。
ソレ自体も「金色の時」だったと思いますけど、
そこから3人が再会してからの時間はホント「金色の時」だったなと。

夢のために、シルヴィのために頑張り続けた理亜。
本当にカッコ良かったと思いますが、
央路と再会してからの笑顔は
かつて看護師が言った通り可愛かったなと。
ワンプレイした記憶の限りでは、理亜が笑顔を見せたのは
央路がいる時か彼を思い出した時だけだったような。
舌の出し入れよりはわかりやすかった気がしますw


ラストシーンの夕陽を見ながら
理亜の横顔と笑顔が思い浮かんで終わる。
ホント凄まじいまでの余韻でした。

あとは蛇足になりますが、理亜ルートで
野球なしで投良とまた絡めるようになってたところも上手いなと思った点。
幼馴染みの緊急事態に現状はどうあれ駆けつけてくれる、
というところに、シルヴィ・理亜ともまた違った関係性があって良かったなぁと。

とまぁだいぶ長文・乱文になりましたが
ここまで感じさせてくれてここまで考えさせてくれるテキストは
かなり久しぶりでした。

設定の中身は結構シンプルなだけにホント、
テキストの力が凄かったんだなぁと再認識しました。

というところでようやく採点表投下↓
kinkoi.jpg
今年トップどころかこのブログの歴代トップタイですね。
シナリオ評価10は「サクラノ詩」以来2本目。
カテゴリ評価合計値37も歴代トップタイ。

ここまでの点数になるとは予期してませんでしたが、
考えれば考えるほど、解釈が深まるテキストに脱帽です。

今回のプレイでは結末にハラハラするところが大きくて
実は一度も泣いてないんですが
二度目をプレイすることがあれば確実に号泣しちゃうだろうなぁとw
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