Félicitations pour votre diplôme | IWGB
FC2ブログ

Félicitations pour votre diplôme

2018.04.25.Wed.20:04
「Memories off -Innocent Fille-」
全エンディング&シーンリスト回収完了しました。
(Heavy Side2周目途中までの感想はコチラ

Heavy Sideの冬エンドを終えた時、ホント放心しましたわ。
やー、ここまでのめり込んだ作品はいつ以来だったか。

個人的にメモオフシリーズで一番衝撃を受けて
エンディング後に一番放心したのは「2nd」のつばめ先生でしたが
それを遙かに超えるインパクトと余韻がありましたね。

・・・感想が凄まじく長文になりそうなのと
ネタバレも多少含んでしまうので以下追記に。
.


まず構成が素晴らしく練られてました。
Light Sideでシリーズおなじみの二股を
ラブコメ調で展開しながら後に解放されるHeavy Sideで一転。
Light Sideでは存在をぼかされた第4のヒロインが大活躍。
そこから更にどんでん返しの更にもう一丁。

凄まじいボリュームしてましたが、全然飽きも来なくて
最後まで惹きつけられっぱなしでしたね。

これを可能にしたのは、主に3つの要因があったと思います。
まず、作品全体からこれでもかと充満していた
かつてのシリーズ作へのリスペクトとノスタルジー。

今回新たに参加されたスタッフさんも多数いたと思われますが
皆さん過去作をやり込んだんだろうなぁ、と
テキストの行間や背景からソレが伝わって来るんですよね。
セリフの端々や舞台設定で過去作の場面場面が
自然と思い浮かんで来ちゃいますし。

シリーズの空気感を存分に味わえるほど
世界観の構築が丁寧に作られていた、ということだと思います。
これだけでホント飽きが来ないだけのクオリティがあったな、と。

次にメインヒロイン:ノエルの存在。
前回感想分でも言いましたが、クロエ先輩の妹で過去作にも登場してて
詩音を彷彿とさせる時点でもうとにかくあざといなぁとw

過去作をプレイしてた時には妹か娘のようだったコが成長したら
お姉さん同様に凄くキレイになってて、
更になんか物凄く庇護欲掻き立てられる猫っぽいコになってた、と。
・・・や、ホントとにかくあざといw
こんなコ、目が離せなくなるに決まっとるわw

Light Sideでアグレッシヴになった彼女も良かったですが
Heavy Sideでの彼女の立ち位置もホント練られてて面白かったですね。

過去作の空気感とノエルの存在感だけでも
満足度は軽く90越えるデキだったと思います。

そして3つめは琴莉。
Light Sideでの扱いとHeavy Side1周目前半のギャップが
まず面白いなぁと。
この流れならまず琴莉に目が行くのもナットクで。

できることならこのキャラのまま、
悲恋で構わないのでひとつだけでも
エンディングまで行ってくれれば良かったのに、
と残念に思うくらいの破壊力はありました。

それ以降についても「琴莉」という存在の見せ方が
ノエルとは違ったやり方でよく練られてて非常に面白かったです。

そしてHeavy Side後半の展開もホント面白かった。
敵性ボスが降臨したときのwktk感も良かったですし
某キャラが案の定退場された時も「やっぱりキター」と盛り上がりました。
ここで同じKID作品「Remember11」的なテイストを取り込んでたのも
物凄く懐かしかったですね。

で、真打ちが降臨した時はある程度想像が付いてたというか
願望として心にはありましたが、ホント度肝を抜かれましたwww
この時点でもうノックアウト食らってましたね。

なのにそこから真打ちのサービスショットもあって
「え?非18Kでここまでやっちゃう?」
という意味でまた度肝を抜かれましたし
真打ちとノエルの双方がアグレッシヴになったやりとりも
ニヤニヤしっぱなしでしたし、まぁホント惹き付けられっぱなしでした。
そら最後は放心して当然ですわ、というね。

ただ、シナリオで大きく不満が残ったのは
Heavy Sideでノエル単独エンディングがなかったこと。
本当に強くなった彼女がLight Sideとは違って
自力で問題を解決する姿は見てみたかったな、と。
ただまぁ作中でノエル自身に言わせてますが
ルイがあの人を裏切ることはできないでしょうから
それはそれでナットクではあるんですけどね。


ですが。
ラストにとっておいたアナザーエンドを見て
その不満も吹っ飛びましたわ。

や、最後を飾るに相応しい素晴らしすぎる終わり方。
番外編っぽくゲストキャラの顔見せだけで終わるのかと思いきや
ここだけで1時間以上の尺を取る徹底ぶり。
オチはもうバレバレでしたけど、そこまでの描写がホント丁寧でした。

オチを伝えられる前から彼はもうとっくに決意してた、という描写や
唯笑が彼のリアクションを完全に予見してたという描写は
キャラ同士が互いに慮る姿が透けててホントじんわり来ましたね。
心底祝福したいと思えました。

そしてラストカット。
ここまでの長い長い道のり。
最終作でよくぞここまで描ききってくれました、と。
ここまでやってくれれば未練もなにもありません。
心置きなく卒業できる素晴らしいフィナーレでした。

製作陣には心からの敬意と感謝を表したいです。
シリーズをずっとやってて良かった、と心底思いました。
最後まで走りきってくれて本当にありがとうございました。

というところで採点表↓
memo-off-if.jpg
過去最高点をマークしてますが、これ、非エロゲなので
いつもの「オレ的ベストエロゲ」にはノミネートされません( ̄▽ ̄;)ゞ

シナリオ以外の点数はよくある配点なのに
ここまで点数が爆上がりしてるのは
当然シリーズ作をやってればこそ、ですね。
過去作やってない人だとさすがにこうはならないかと。

絵の評価の低さはまぁ比較対象が
輿水氏の絵になっちゃうからですね、ワタシの場合。
ワタシがシリーズで好きなキャラを挙げたら、
クロエ・雅が双璧なもんで

ささきむつみ氏のキャラデザに寄せて
上手くまとめたと思うんですが
輿水氏のハデさというか華やかさがなくて
ちと弱く見えちゃったな、と。

音の方はもうほとんどBGMで稼いでます。
シリーズ全作で音を担当された阿保さんだけに
使いどころも完璧だなぁと。

あえていのりのテーマ曲をアレンジしてきたチョイスも良かったですし
アナザーのラスト近くで「Rain then clear」が掛かった時は
ホント涙目になりましたわ。ここでその曲は反則過ぎるw
そしてシーン間のアイキャッチで使われてたBGMを
アナザーラストでカタチにした「Memories off」。
ホント心憎いまでの配置でした。

ゲストキャラの豪華さから、期待してた声優陣については・・・
今でも人気が衰えていない水樹さんや清水愛さんの出番が極端に少ないのは
大人の事情ですかねぇ。・゚・(ノ∀`)・゚・。

あとはノエるんの千本木さんのシンクロ率が素晴らしかったです。
ノエルがとにかく魅力的だった大きな要因の1つだったと思います。

キャラ評価はノエルと真打ちの存在だけで10でも良いか、
くらいには思ったのですが
やっぱり他のヒロインが平均点以下だったのが痛いなぁと。
ナオと柚莉はもうアレしかないと思うのですが、
琴莉はもっと正統派黒髪美少女として上手く使えたように思えるんですよねー。
↑で言ったとおり、1つだけでもあのキャラのまま最後まで行ってくれてれば
だいぶ印象変わったのに・・・と勿体なく思います。その分の減点ってコトで。

あとはシステム面が弱すぎたのが最大の不満点。
すっさまじいボリューム&パない選択肢の数があるのに、
セーブは48データしか保存できないのは痛すぎます。

PC版だからないのかもしれませんが
6にあったシーンタイトルごとにプレイできる機能があれば
その辺は目を瞑れましたが・・・

選択肢ジャンプもなければバックログからのロードもなし。
OP&EDムービーもカットできないですし
昨今のエロゲに慣れてると貧弱すぎるシステムに泣けてきます。

Light Sideのデータなんてとっくに消えてますし、
アグレッシヴなノエるんをもう一回見るには
相当時間掛けないといけないですからね(ヽ´ω`)
Comment

管理者にだけ表示を許可する